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277.自分を知りたければ。

ここ最近、停滞というか、先が見えなくなった、方向性がよくわからなくなってきた、自分が何をどうしたいのかがわからなくなった、行き詰っている、などとという声がちらほら聴こえてくる。

きっとこれは、今目の前の選択、というよりは「在り方」について迷っている、という感じ。

”私、この人生で何をしたいのだろう?”

”やりたいことがわからない”

”本当は私、どうしたいの?”

"私、このままでいいのかな?”

といった疑問が湧いてくるような。

私としては、このような状態に陥るのは決してネガティブな状態ではなくて、進化拡大の時通過儀礼みたいなもんだな、と捉えている。

自然の摂理として「常に変化し続ける」というものがあるから。

ずっと同じ状態で維持し続けているものなんてないよね?

天気は毎日違うし、木は年輪を刻み老木になっていくし、生命は生まれ、成長し、いずれ果てる。

誕生→成長→成熟→衰退という流れは、どうしても起こる。

だから、このような疑問が湧いてくることは自然なことで、ということは悩むことでもなくて、あ、今はそういう時期なのね、くらいでいいのだと思う。

「今」に集中していたら、気付いたころにはそんな疑問は湧かなくなっているもんだ。

とはいえ、漠然としたこの疑問に時間を使うことは、自分を豊かにしてくれるものでもあるから、しっかり向き合ってみるのもいいと思う。

というわけで、具体的な向き合い方を書いてみようと思う。


こういう時って、だいたい二つのパターンに分かれる。

・自分の声を無視して突っ走っている時。

・動いていない時。

つまり、誕生→成長→成熟→衰退という自然な流れが滞っている時。


【自分の声を無視して突っ走っている時】

このような時、周りの期待に応えようとしていたり、承認欲求を外側から満たすために、自分自身の純粋な欲求を無視してしまっている。

承認欲求も大切な欲求だけど、それに支配されて他の欲求が見えなくなる状態というのは非常に不健康な状態だということだ。

もしかしたらその純粋な欲求は、大それたことではなくて、ただ単に三大欲求が満たされていないだけだったりするので、今一度見直して生活スタイルを整えてみたり、もっと自分に耳を傾けて、今、自分が何を感じているのか、丁寧に聴いてあげる時間を持つといい。

もちろん、その欲求は叶えてあげてね。

このような時は、本当はやりたくなかったり、違和感を感じているのにNOを言ったり、他人と自分へ使うエネルギー量の分配がうまくできていないことが多いから。

わがままな自分がいるとしたら、その子は何と言ってる?


【動いてない時】

動いていない時っていうのは、起こりもしていない妄想の世界が優位になっている。

未知のものに対して大いに想像を働かせ、それで楽しい時間が過ごせるのならよいのだが、それで自分を苦しくさせたり不安にさせたりしてしまうのなら、動いてみるといい。

もっと言うと、アウトプットを増やす、ということだ。一旦インプットを辞めて、思い付いたものを片っ端からやってみる。

そうすると自ずと断捨離が始まり、探そうとしなくても自分の輪郭が出来ていく。自分を知りたい、と思うのなら「自分を体験させてあげること」

体験させてあげたら、どうしてもやりたいと思っていたことが、実はそうでもなかったり、少しやって満足したり、逆にこれだ!!!と実感するかもしれない。

そのうち、自分にとって必要のないものは離れていき、必要なものは残る。その残ったものの組み合わせが”あなたらしさ”になる。

それをどう自分なりに統合していくかは、経験と知恵が助けてくれる。


どちらにせよ、自分を知りたければ、答えは自分の中にしかないってことだね。

少しでも参考になるといいな。


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