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疾走する稲妻とロックと鉄仮面『ELECTRIC DRAGON 80000V』

2001年、石井聰亙監督。主演は浅野忠信永瀬正敏という当時ノリにノッてたお二方。すごそうな予感はするよね。

浅野忠信演じる竜眼寺盛尊と永瀬演じる雷電仏蔵がバトルする映画。名前がすでにかっこいい。
盛尊は革ジャン、雷電は半分仏像の鉄仮面。衣装もかっこいい。
流れる音楽もロックでかっこいいし、それぞれの登場シーンに挿入されるタイポグラフィもめちゃくちゃかっこいい。
とにかく映像と音楽がかっこいい映画だ。

プロモーションビデオとかいう評判もあるけれど、いいじゃないのPVで。かっこいいんだから。そういう表現もあると思う。ちゃんと設定とか説明したりしたらあの疾走感は出ないし、ちまちました印象になるんじゃないか。グイーン!ドギャーン!かっこいいー!という感じで見ればいいのだ。

全編にわたって高電圧の稲妻でチカチカしてます。
むき出しの電線に触れてみたい衝動を抑えきれない人に絶賛おすすめです。


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楽しくいろいろやってます。ちょっと古めのゲームとか音楽とか映画とか好きです。最近は瞑想が趣味。よろしくお願いします。