ひとりごつ【エッセイ】一五〇〇字
誰でも何でも創作物を発表できる媒体が無数と言うにはいささか語弊があるが、いくつかある。人間常々そうなのだけれども自分のいる世界が「標準」と思いがちで視野が狭くなり、頓珍漢な行動をしてしまいがちである。極偶にどこででもうまく立ち回れる器用な人が存在するがあくまでもその方の賜物(キリスト教では才能は全て神からその人に与えられたものという考え方がある。それは人が傲慢にならないためだ)だ。
私のエッセイでもよく登場する「ちいかわ」というキャラクターがある。こどもを中心に若い女性にも大人気だ。会社の若い女の子もちいかわの靴下を履いていた。Twitterで漫画が不定期でアップされるのだが(このTwitter漫画が原作)、内容はかわいいキャラが頻繁に様々な理不尽や不条理に巻き込まれて涙するという非常にシュールなものでキモヲタども(私はヲタクだがキモヲタどもは嫌悪する)がリプライで鬱陶しいコメントをつけまくるという異常事態も発生しておりかなり不愉快だ。
それはさておき、そのかわいらしさと内容のえげつなさのギャップがグリム童話のように生々しくて大好きだ。そういう視点で読んでいる人はかなり少ないと思うが(こどものファンが多いから)、中学生の次女によると同級生の幾人かは「ちいかわは気持ち悪い」という率直な感想を語っていたと言う。わかる子にはわかるようだ。
私の好きな超不条理で可哀想なエピソードまとめブログ
もちろん、私がちいかわを知ったきっかけは娘たちからだ。ある日のドライブ中、娘たちがちいかわアニメ(フジテレビのめざましテレビ中で火曜日と金曜日にショートアニメが放送されている)の主題歌を歌っていた。
ふたりの娘のコーラスは音域と声質が似ておりよく共鳴して天使の歌声かと聴き紛うほどだった(親馬鹿)。それはさておき(今回はさておきが多いな)その歌詞の独特の世界観に惹きつけられた。雨がなまがわき??
娘たちは私の影響でヲタク気質に成長しとても素朴である。長女は年頃だから(次女は肌が敏感でメイクが合わないようだ)たまに娼婦のような化粧をしないことはないが、いたって純朴に育った。純朴なのは元々本人たちの気質もあるだろうが、おそろしい母の影響は否めない。それはさておき、私も少しずつちいかわに毒されていった。バンされたTwitterで再設定した見る専のアカウントのフォローは「ちいかわ」と「ナガノ先生(ちいかわの作者)」と馴染みのラーメン屋だけだ。これも結構シュールだな🤭
さて、前置きが長くなった。本題に戻るよ😉
先日、Twitterを見ていたらキャラクター雑誌のおまけがちいかわのポーチという宣伝ツイートを見た。娘たちに媚びるため購入しようかなと(私が好きなのはちいかわの内容であってキャラクターグッズは要らないわけではないがそんなに興味はない)リンクをクリックすると楽天のサイトは軒並み売り切れていた。Amazonに行くと売り切れていた。発売前だというのに凄まじい人気だなと感心していた。ネットでしか完結できないカスどもはここで思考停止し諦めて発売後クソッタレの転売ヤーから買う。だから転売ヤーが生息し続けるのにである。バカな一般消費者は知恵をつけるか我慢するかどちらかを選ばなければクズどもはなくならない。転売ヤーから買う連中も私からしたら同罪だ。
それはさておき、聡い私は(自分を自分で賢いと言った時点で人はおわりである🤭)実店舗に電話し難なくその雑誌を予約して手に入れた。娘たちの笑顔😊(はなかったけどふたりとも使ってくれている)プライスレス❌💰
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