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子持ち専業主婦の再就職は難しい?

こんにちは。キャリアにブランクがある方の再就職・キャリアアップのサポーターきくりんです。初めましての方はこちらをご覧ください。

「子持ち」って、タイトルにちょっと乱暴な言葉を使ってしまいましたが、お許しくださいね。インターネット上などでよく見かける疑問をタイトルにしてみました。今日は、これについて私の考えをお伝えしたいと思います。

1.なぜ難しいのか

採用する会社の立場に立ってみます。お子さんがいらっしゃると、いろんなことが起こります。お子さんの病気とか学校行事で休む日があるのではないかと思う、ということもあるのですが、逆に、仕事を優先するあまりに無理をして家事や育児に支障をきたしたり、心身に無理がかかったりするようなことがないだろうか、と心配している面も多分にあるのではないでしょうか。決してお子さんがいらっしゃる方をどうしても採用したくない、ということではないと思うのです。

この点、私の息子は0歳児のときから本当に病院通いが頻繁でした。喘息で入院、乳児検診で何度も精密検査の指示、しょっちゅう風邪をひいたり中耳炎になったり…。娘と息子は3歳違いで、娘の幼稚園の入園式の日も息子は入院していました。そんなことから、「こんなに病院通いが多くては、私が外に出て働いても周囲に大きな迷惑がかかる」と思い、「再就職は当分無理」と自分の中で結論づけていました。

2.では、どうするか

2-1.働き方を考える

お子さんの年齢やいざというときのサポート体制なども考えて、働く時間や日数を決める必要があります。勤務時間や勤務日に融通が利く職場を選択することも大事ですね。もちろん、いろんな事情を考えて、再就職はもう少し子どもの成長を待ってから、という判断もあるでしょう。でも、私の経験からは、将来キャリアアップしていきたいのであれば、ほんの少しの時間からでも「働く」ことにトライしてほしいと思います。

幸い、私が再就職したころに比べて、今はかなり短い時間でも働ける職場がとても増えています。「お子さんの学校行事など遠慮なくご相談ください」と求人条件に明記しているところもあります。どこの会社も人手不足に悩んでいることもあり、ブランクのある方も戦力としての期待も大きくなっています。

このあたりは、面接のときに率直に相談してみるといいと思います。

2-2.家族とよく話し合う

家事や育児など、家族の協力が欠かせません。再就職を考えるとき、ぜひよく話し合っていただきたいと思います。私の場合は、再就職したとき子どもは中1、小4でしたので、たいていのことは自分でできるようになっていましたし、いろいろ手伝ってくれるようになっていました。いざというときに家族のサポートが得られるのであれば、採用する会社も安心してくれると思います。

2-3.公的なサービスを調べておく

今は、各自治体が病児保育やちょっとお子さんを預かってくれるファミリーサポートなどのサービスを提供しています。そうしたものもよく調べておくといいですね。
例:東京都病児保育事業

例:渋谷区ファミリーサポートセンター

3.もっとも大事なこと

お子さんの病気や学校行事で休むことはあると思います。そのときに、「子供がいるから当然」のように見えてしまっては、周りの人も気持ちよく働くことができません。仕事をカバーしてもらったり、そのほかのことでもいろいろ気をつかってもらったりしたことに一つひとつ感謝する気持ちを忘れないこと。これに尽きると思います。

私も、今の事務所に入ったばかりの年が娘の高校卒業と大学入学、息子の中学校卒業と高校入学が全部重なった年でした。入ったばかりだったので有給休暇もありませんでしたが、早めに休ませてもらう日を伝えておき、それ以外の日に少しでも自分が休む日の分をカバーするように頑張りました。

大丈夫、ご自身に合った仕事が必ず見つかります。





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