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トビタテに応募してる方から「ボランティア先が見つからない」という問い合わせを頂いたので、その人用の記事


(メールで返信すると、画像とかで説明できないので、コチラに記載した)


ボランティアの条件として、

•子供の放課後支援に携われる場所(学童など)

と書かれていましたので、留学先のEssen州の学童について調べました。

こちらがEssen州のにおける教育サイトですが、

そこに、

In der Offenen Ganztagsschule (OGS) werden die Kinder von 8.00 – 16.00 Uhr oder 7.00 – 17.00 Uhr verlässlich betreut.

とあり、16時や17時まで開いている学校、つまり、

OGS


が条件に当てはまると考えました。

わたしのBFDの先輩であるカピバラさんという方がドイツの学童保育で働いていらっしゃるのですが、その学童保育の時間は、

ちなみに私の実習先は、いわゆるNachmittagbetreuungというやつで、小学校の子どもが授業が終わったらそのまま学校に残り、学童教諭が面倒を見るというタイプ。

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帰宅時間は17時だけではない。他には13時、14時、15:45もあり、両親が申込の際に大体の目安となり、もしこの日だけ早く帰るとなれば、連絡をもらう。

【ドイツの学童保育】小学生は学童でどんな風に過ごしている?一日のスケジュールとともに解説


とありますので、17時頃まで開いているOGSがボランティア先として合っていると思いました。


このOGSはJugendhilfe Essen gGmbHが取り仕切っているとのことでした。

赤丸部分


Jugendhilfe Essen gGmbHのサイトがコチラで、


このページの下の方にOGSの場所が掲載されているのでクリックすると、

赤丸部分


OGSの一覧表が出てきます☟



このサイトには、「学校名、住所、ホームページリンク」が記載されていて、とても丁寧だと思います。

学校の数をざっと調べてみたら「86個」ありました!

これだけあれば、きっと自分に合う学校が見つかるのではないかと思います!


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以下は、個人的意見です。


ドイツの学童保育についての情報がよくまとめられているドイツ語のサイトを見つけました☟


このサイトをグーグル翻訳で日本語に訳して、内容を頭に入れて、トビタテの面接に臨めば、「結構ドイツの学童保育事情に詳しいじゃん!」と面接官の方に思ってもらえるかと思います!


また、このサイトに書かれているように、ドイツ全土で非常に深刻な学童保育不足が起きています。

赤線部分


留学先であるEssenはそれなりに大きい都市ですので、学童保育に対する需要も大きいと思います(その為に、80以上の学童保育が存在している)。

基本的に、ドイツの教育施設では慢性的な人手不足が起きています。なので、入り込むチャンスが十分にあることを忘れないでください!

AusbildungやBFDなどではなくて、実習(Praktikum)が希望ということですが、前者に比べて受け入れの難易度は格段に下がるので、とても受け入れやすいと思います!

先述したカピバラさんはドイツの学童保育で働けていますので、日本人がドイツの学童保育で働けたという前例がありますので、是非とも自信を持って頂きたいです!



実習先とコンタクトを取る際の戦略としては、とりあえず、「許可をもらうこと」が第1目標になると思います。


自分がトビタテに応募した時は、実習の許可だけを貰っていて、具体的な期間や頻度は決めていませんでした。

書類選考編


なのでOGSの学校とコンタクトを取る際には、「実習(Praktikum)させて下さい!」という熱意を伝えることが一番かなと思います。日本で子どもと関わる経験がありましたら、是非ともそれを盛り込むと、実習先も安心するかなと思います。交換留学先の大学で教育系の授業に積極的に参加するつもりという旨を書くのも効果的だと思います。

希望条件に「週1程度」と書かれていましたが、個人的には「週3ぐらい」入れると、実習先はOKを出しやすいのかなと思います。まぁ、大学の授業との兼ね合いがあるとは思いますが、できれば、「もっと入るぞ!」という気持ちを持って頂けたら良いと思います。

ちなみに私は、「週2が大学で、週3が実習」という生活を送っていました!


~~~二次面接について~~~


自分の体験談はコチラにまとめています☟


二次面接が18日ということで、実習先が未定ということも相まって、結構緊張されているかと思います。

ベストは18日までに実習先が決定することだと思います。しかし、そうならなかったとしても焦る必要は無いと思っています。

まず、数多くの人達が応募した書類審査に合格しているという時点で、あなたの留学計画が素晴らしいということ、支援するだけの価値があるということを示しています。


面接では、「その素敵な留学計画を遂行できる熱意を持った人物であるかどうか」を見られていると私は考えています。


もし、ボランティア先が見つからずに面接に臨んだとしたら、自分なら、


「私の交換留学先であるEssenには、86個の学童保育があり、自分の留学における学びを最高にする為に、その中から厳選した学童保育にコンタクトをとっている最中です。ドイツの学童保育事情から考えると、外国人である私でもボランティアを行えるチャンスは、非常に高いと考えております。実際に日本人の方で、ドイツの学童保育で働かれている方がいらっしゃいましたので、私にもチャンスがあると考えます。しかも現在、ドイツに在住されている日本人の方と連絡を取り合い、現地の情報を頂いており、実習先が見つかるように大きなサポートを得ております。10月から私の留学は開始しますので、5カ月という時間があります!なので、私は必ずボランティア先を見つけることが出来ると信じています。自分の留学計画をきちんと実行できるように自分のベストを尽くします。必ずボランティア先を見つけることを約束致します。」


的なことを伝えると思います。

繰り返しになりますが、書類審査に合格している時点で、その留学計画は既に認められているのです。あとは、「その留学計画をちゃんと実行できますよ!」という人物像をアピールするだけだと思います。


なので、面接で不安がっていたり、自信なさげだったりしたら、面接官の方から、「この人はちゃんと留学計画を実行できるのだろうか?」「この人に留学資金を提供したところで、ちゃんとそれに見合うことをしてくれるのだろうか?」「留学中に色んな困難があるはずだけど、それを乗り越えられるのだろうか?」と不安にさせてしまいます。

なので、面接ではしっかりと自信を持って、「自分は留学計画を達成することが出来る人物だ!」ということを証明してもらえたらと思っています。


そうやってベストを尽くせば、どんな結果になったとしても、悔いは残らないと思いますので!


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