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男と女は 謎のまた謎

2020/03/09·10
男装探偵ロミオ「ジュリエット殺人事件」ありがとうございましたー!

ちょっと時間があいちゃいましたが、ちょこっと振り返りたいと思います。タイトルは主題歌の歌詞です。

そういえば、Twitterの拡張ツールとしてnoteを始めたので、ちゃんとした自己紹介とか載せてないんですよねー。
そのうち自己紹介用のページを書こうと思います(笑)

でもとりあえず、今回、新たな大事な出逢いが沢山あったので、改めて簡単に自己紹介しますね。

名前:菊間悠里(きくまゆうり) ←ゆうりは芸名です。
年齢:非公開 ←非公開にする程度には行ってる。
誕生日:5月12日
出身地:東京都 ←都内の割と南の方
性別:身体は女子 心は女子っぽい男子
好きなもの:生き物、漫画、ゲーム、物語、ファンタジー、カラオケ
芝居は趣味ではなく、もはや生き方(´ー`)

舞台に頻繁に立ち出したのは一昨年からです。(ずっと表現の勉強はしてましたが…)
なので、舞台役者としてはまだまだ駆け出しです。
ナレーションとか、声のお仕事も絶賛募集中です!

さて、今回は「男装朗読劇」という、一風変わったコンセプトでした。

じつは、私個人としては男装という言葉はあまり使いたくないのです。だって心は男だから…(´・ω・`)メンズ服は私服やで。
しかしながら『なにそれ気になる』という動機でオーディションに応募し、まさかの主人公の相棒という美味しいポジションを頂くことが出来ました。

脚本を見るまでは、「男装探偵」と云っても某高校ホスト部的な、「女の子が男装してる」程度のキャラクターかと思ってたのですが、露澪も慧も、思いのほかしっかりとトランスジェンダーでした。
noteを始めるきっかけになった、去年のサロメのイダイアがMTFだったので、これで私はMTFもFTMも演じたことになります。やったね!凄くない?(笑)

さらに言うと、慧の公式の設定が「女好き」で、
去年のシンデレラの大臣が「女嫌い」だったのでこれまた面白いな、と(笑)いやー、色んな役をやらせてもらえてありがたいです(´ω`*)

で、この作品で菊間が特に良いなと思ったのが、トランスジェンダーが良い意味で“特別扱いされてない”所。

ぶっちゃけ露澪も慧も、別にシナリオ上、FTMである必要ないと思うんですよ(笑)
キーパーソンの長閑さんも、MTFだからこそ『本当の幸せ』を自ら突き放したところはあるかもですが、ぶっちゃけ普通の女性でもそういう人居そうだし。

トランスって、少数派だからこそ「トランスジェンダーを登場させるシナリオ上の理由」がないといけない雰囲気ありません?
そういう意味で『普通の』サスペンスの登場人物が、たまたまトランスジェンダーだった、みたいな感じが、当事者として、なんか凄く嬉しかったのです。

セリフの中でも「男…いや、昔は女だったけど…」とか、「彼女…いや、彼か?」の後に「どっちでもいいんだよ、そんなことは」と続く。
当事者でも人によっては「いや、良くない」(心の性別で扱って欲しい)という人は居るかもですが、菊間的にはこれも嬉しいセリフでした。
男だろうと女だろうと、その人の本質は変わらないのです。
大事なのは「男なのか女なのか」ではなく、「どういう人なのか」だと思うのです。

芝居の部分でも「性別って関係ないんだな」とつくづく思いまして。
話している限り、他の皆はたぶんちゃんと?心も女子なのですよ。こういうコンセプトだから他にも性別違和の人居るかと思ったんだけどなぁ(笑)ほかの班は分かりませんが。
で、稽古を重ねて、本番の幕の裏で、皆の声だけ聴いていると、声質はどうにもならないからそこはどうしても「少年」なんだけど、でもちゃんと成人男性の芝居だと思えて。
歌舞伎も「女形」は女性に見えるし、メガヒットレベルの少年マンガ系アニメ(DBとかワンピとかポケモンとか)の主人公は大抵女性声優なので、結局やっぱり役者にとって本人の性別って関係ないかもって思って、ちょっと勇気がでました。

今回C班の皆とは想像してなかったくらいに仲良くなれて、お客さんで「慧、最推しです」って言って下さった方もいて!!(´;ω;`)
新しい人間関係を継続していくのが苦手な自分も、このご縁は大事にしたいと心底思ったのでした。
『3月前半、仲間に巡り会う』みたいなことが書いてあった“しいたけ占い”、めっちゃ当たりました(笑)

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