![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55582040/rectangle_large_type_2_40fc221876342726635adafb53905557.png?width=800)
【本要約・書評】『私は私のままで生きることにした』【1分で理解】
※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」(standfm、Youtube)の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。
◾️テーマ
他人をきにせずありのままに生きる
◾️ご紹介する本
私は私のままで生きることにした キムスヒョン
◾️今回の収録で学べること
他人の目を気にしない、自分軸で生きるコツ
◾️こんな方にオススメ
・クラスメート、同僚から嫌われているんじゃないかと不安
・なんか合わない人がいてめんどくさい
この本のコンセプト
この本は韓国の人気イラストレーター、キムスヒョンによる4作目の著書。BTSが紹介したことで人気に火がつきました。
”ごく普通の私が他人を妬むことなく冷たい視線に耐えながらありのままの自分として生きていくために。”
この本のコンセプトがこれで、本書には韓国の20代が抱える心や人間関係の問題などを等身大に描いています。
韓国も日本も似ているなと思いました。
本書の中で刺さった部分を抜粋した「ありのままに生きる5つのコツ」をご紹介します。
ありのままに生きる5つのコツ
①全ての人に理解されようとしなくていい
人には好みがあるわけで、自分にも合わない人がいるのと同じように、相手にも合わない人はいる。
つまり、全ての人に理解されることは不可能である。
だから、全ての人に理解されようと頑張る必要はない。
②意地悪な相手に優しくする必要はない
全ての人に理解されようと頑張る必要はないに似ているけど、意地悪な相手に優しくする必要はありません。
意地悪な相手がいたら、自分が悪いのではなく、その人が何か心に問題を抱えている場合が多いので、逃げましょう。
そんな相手に使う時間はムダであり、自分にとって大切な人、親友、家族などほんとに仲良くしたい人・尊敬できる人に優しくすればいいんです。
③過ぎ去った過去と決別する
たとえ過去に、いじめ、受験失敗、両親の不仲など不幸やトラウマがあったとしても、その過去にずっと縛られる必要はないし、自分はどうせ…と思う必要はない。
というかそれはすごく勿体無い。
過去がどうあれ、自分はこれから変わることができる。
たとえば、真面目で静かというセルフイメージがあったとしても、ヘヴィーメタルを聴いていいし、YouTuberになっていい。
おしゃれなイメージがなくても、おしゃれしていいし、奇抜な髪型に変えていい。
人生は1度きりだから、楽しんだほうがいい。
④人生から数字を消そう
韓国は学歴、TOEICの点数、年収、身長、3サイズ、家の大きさ、SNSのフォロワーなどなんでも数字で評価されるから疲れるのだそう。
日本も似ているところはある。
だから、疲れた時は数字を消して、自分の成長や自分が楽しいと思うことにフォーカスするといい。
だけど、数字はモチベーションになるのも事実。疲れてなくて、イケイケの時は数字を求めてもいいと思う。
⑤人生に余白と失敗のための予算を確保する
転職、受験失敗、事故、リストラ、離婚など思ってもみなかったトラブルが発生することがある。
そんな時にのんびりと次の一手を考えられるのような余白(時間)と予算(お金)は持っておいてほうがいい。
これがないと、トラブル発生時にその場にあったもの(仕事、異性、別にホントは好きじゃないもの)に飛びついて失敗する可能性が高い。
まとめ
この本はキムスヒョンが、20代後半でデザイナーの仕事を辞めて作家として生きていこうと決意したときに書いた本なのだそう。
「このまま周りと同じように“普通に”生きていきたいけれど、それは現代社会において非常に難しいこと。だからと言って、“自分らしく本を書く”ということも決して簡単ではない。いや、どちらかといえば“自分らしく”生きる方がより難しいかも……。どちらも難しいのであれば、より自分らしく生きていく方を選んでみよう!」と。
このように考えて、イラストから作家の世界に飛び込んだそうですよ。
たしかに、普通に生きるってすごく難しいですよね。だとしたら、同じ難易度なら、自分の好きな道を行ったほうが後悔がなくていいかもしれませんね。
元気をもらえる本です。
キムスヒョンは続編の『頑張りすぎずに、気楽に』もいいので、セットでキクホンで聞いてみてください。
※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」(standfm、Youtube)の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?