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ぼっちと大学

ゼミ、サークル、バイト、インターン、他大との合コン……挙げればキリがない、無垢な高校生の夢見る大学生とは“出会い”が詰まっていた。

私も例外ではない。

入学する大学のパンフレットを広げては、”出会い”なしには語れない眩い大学生活を夢見ていた。だが、儚くもそれは夢のままに終わることとなる。


孔子は、「我十五(15才)にして学(学問)に志(こころざ)し、三十(30才)にして立つ」言ったものだが、齢18歳で新たな春を迎えた私は、学問を志すわけでもなく、半立ちのまま、大学において友達ができない所謂“ぼっち”という沼に沈んでしまった。
しかし、友達ができなかった大学四年間を後悔しているかと考えると、そうでもない。


むしろ、ぼっちだからこそ見れた世界や、人付き合いというものから解放されたからこそ経験できたことが多々あった。

その四年間で築き上げた“無理して人と繋がらない生き方”は、これからのストレス社会を生き抜くうえでの一つのヒントにできると考えている。なので、私はぼっちだったからこそ得られた経験をこれから発信していきたい。

ぼっちのくせにちゃんと大学に来るあいつらは一体に何を楽しみに生きていたのだろうと不思議に思っていた貴方も、大学生活友達ができなかったらどうしようと怯える高校生もこれを読んでみればきっとわかるはずだ。

これは、縦横無尽に人波行き交う大学生活をたった一人で攻略した私の実体験である。


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