「Xを示す。」

積極的に、かつ具体的に「こっちのやり方で行こう」という姿を示さないとなぁ、と思う。

目の前の不便・不満だけを対症療法的に解決しているだけでは、必ず歴史は繰り返すのよ。あらゆる世論や政策、あらゆる産業におけるcyclicalityってやつ。

Aが不満だからB、
Bが不満だからC、
Cが不満だからまたA、と。

例えば、オフィスで集まるのダメ、自宅だと狭いしやりにくからダメ、コワーキングやシェアスペースはプライバシーがダメで、またやっぱりオフィスに集まるようになる。(誰しも、そういうインセンティブが無意識にかかる、ってこと。)

ある「X」を示して、いくつかの困難を超えてでもそちらに向かわないと、ABCのグルグルからは抜け出せないし、ABCの価値や意義すらも評価できない。

進化しないってこと。

この「X」をビジョンや理想像とか呼ぶのだろうけど。こういう時こそ大事だ。

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