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想像は無限だけど、想像力には限界があるかもね

自殺防止のポスターが明るすぎて、これを作った人は自殺を考えたことない人なんだな、と言われているツイートを見た。まあ確かにそうかなと思った。とはいえ例えば男が女性下着のCMを作ったて成功できるわけで、これはもう作り手の想像力の問題になってくる。

当事者には体験があるから、芯食ったものを作れる可能性は上がる。でも別に当事者じゃなくても当事者の心に寄り添える場合はある。

繰り返すがこれは想像力の問題なのだ。

人間の想像は無限だ。それはもう間違いないことだと思う。でも個人が持っている想像力には限界があると思う。

想像力は後天的に十分に養うことができる。僕は他者への感情理解が乏しいのであまり人のことは言えないが、読書したり映画を見たりする中で想像力は養える。人と接する中で、相手の気持ちも想像することができるようになる。考え方のコツを掴めば想像のやり方を身につけることもできるので、努力でなんとかなる部分もある。

そうやって生まれてから毎日いやでも想像力を働かせていく。そうじゃないとこの社会では生きていけなくなるのだ。空気を読むっていうのもある意味で、想像力なのかもしれない。

ただ、やっぱし僕たちの想像力はいつも正しいわけじゃないし、なんなら間違ってしまうことの方が多い。あの子、僕のこと好きなんじゃないかと思っても大抵は勘違いで終わってしまうのと一緒だ。そういう意味で想像力とは仮定することなのかもしれない。仮定なのだから間違って当然だ。

とにかく人間の想像力はあくまで想像であり、現実世界の中では限界がきてしまう。

しかし、想像力を働かせて現実的な答えを見出さないといけない事は多々ある。それは仕事で、人とのコミュニケーションで、日常で、ありとあらゆる場所で。

常に想像力の精度を上げていかないといけないけど、個人の想像力には限界がある。それを知って世界と向き合うことが大事だなって最近は思う。

それで個人の想像力には限界があるのだけど、何人かで話をするとその想像力の精度はやっぱし格段に上がっていく。だから話し合いは重要だ。しかもそれが多様性のある人々によって構成された話し合いであれば尚、頼もしい。








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