羊フェスタ2022アンケートを見て、イベントとメディアについて考える。
今更ですが、羊フェスタ2022の振り返りなどをまとめています。本当にすんごく人が来たのですが、その中でアンケートを見ながらメディアについて色々と考えてみました。
■ TVみんな本当に見ないんだというのが感想。
事前登録が900ぐらい。当日現場での方が2000以上合計3000ちょい回答のアンケート。結構頑張って集めました。その中で「なんで羊フェスタを知りましたか??」の部分が面白い。
で断トツ一位が。
WEBメディア。
これは前々からわかっていましたが、ちょっとマニアックなイベントはファンの人、知ってる人が広めたがるので、非常にWEBメディアとの相性がいいんですよね。まさに羊はこれ。
その次が
協会のSNS。
今まで関わってくれた人はじめ多くの仲間がシェアしてくれたり、
広めてくれるので、回を重ねるたびにこの部分は強くなっていきます。
本当に、皆さんのおかげです部分。
上記2つで大体半分ぐらい。
その他もあるのですが、その辺りは団栗の背比べなので公開せず、TVは1%以下だったとだけ。
羊フェスタの場合、既存のメディアの影響力以前よりそこまで感じていませんでしたが、この感覚がどんどん深くなっていき、既存メディアも大変だな・・・・と。
結構時間をかけてくださったり、事前取材などもしていただいたりすることが多いので、記録としては最高なのですが、今回のアンケートで集客効果はそこまでない事が改めて浮き彫りに。
個人的に、TV局のぎりぎりまで良い物作ろうとする姿勢とか。新聞の事実を追求する姿勢など、さすがだなと思うのですが、どうも以前より見られてないようなのです。メディアには集客以外の意味もあるのですが、今回はあくまで「集客」にフォーカスしてお話ししています。
■ 報告書上や広告換算で喜ばれるけどあまり効果がないTVや新聞。
しかし、成果として喜ばれるのが既存メディアで、ぶっちゃけ報告書上は
・既存メディアがバンバン情報を流したけど
あまり話題にならなかったイベント。
より
・既存メディアはスルーだけどすごい人が集まったイベント。
の方が評価圧倒的に低いんですよね。それは、広告換算とか、数字的成果が見せにくいから。
この、報告時の評価と、一般の評価のみぞ埋めないと、
報告書意味なくなるよねと思う次第。
世の中の流れとか、ざわざわしてる感とか、数値や報告書や提案書では表現できない部分をどう敏感に察知するか?の想像力と直観力と経験が大事になって来るんだろうなと改めて思いました。
TV動員したから人がいっぱい来る!という時代では
明らかになくなった感はありますね。
どうしたら、みんなに来てもらえるか??
PRやリリース頼りでは限界がある気も。
参考までに。羊フェスタ菊池の労力抜かせば、
かかったPR費リリース代金33000円だけです。
リリースを基本としつつ、じっくり育てた
SNSなどがメインとなりました。あと、メルマガが結構色々と効きます。
これは最近の傾向。
ちなみに。菊池はイベント業ではないです。
物事を浸透させる、進める、流行らせるうえで、大型イベントが
効果的だと思っているので、イベントは目的ではなく、手段の一つで、
その前の全体の物語作りや、コミュイティつくりや、ゴールなどがポイントなんです。このあたり誤解されているので改めて。
イベントだけポーンとやっても、何にもならないんですが、
みんなやりたがるのが不思議。
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