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事例紹介:一棟借りビルのメンテナンスの最適化を相談したい

事業:中古物品の買取・販売事業
規模:東京を含め全国8拠点(1拠点300~1000坪)
利用いただいたサービス:
全体計画支援 サービサー紹介 設計・施工アドバイス 体制づくり支援

どんなお悩み?

中古物品の買取センターとして、受付の他、買取した物品の保管・メンテナンスをする為に、倉庫物件を一棟借りされているお客様。「施設に空調トラブルやエレベーター故障などの不具合が起きた際、対応が遅いしコストも高い。どうしたものか…。」
という相談をいただきました。

一般的な賃貸ビルは、このようなトラブルはビル管理会社が対応しますが、倉庫物件をメインに借りていることもあり、今回のケースではメンテナンスは賃貸者側で対応する契約となっていました。

既存のサービサーの業務内容を確認

まず、当時オフィスおよび倉庫の構築を依頼していたA社の業務内容をチェック。すると、オフィスの「設計施工」は得意ですが、「設備の修繕やメンテナンス」は通常業務から外れており、依頼先として不向きの会社と判明。全国展開していてそこそこ有名なサービサーなら安心、と思いがちですが、その会社それぞれで得手不得手な分野は違うものです。

過去の依頼内容を確認

それぞれの拠点のレイアウトと構築後の改修・修繕内容を確認をすると、レイアウトの変更はほとんどなく、設備の補修や修理がほとんどでした。

ベストな体制を検討

拠点のメンテナンスは東京の本社で一括対応をしているということもあり、拠点ごとに相談先が異なることは保守の観点から負荷がかかることが想定されました。

そこで、全国チェーンのコンビニストア構築などを手掛ける設備工事に強いB社を紹介しました。

B社と地方拠点を1か所一緒に構築をお手伝いをし、その際に、今後の新しい拠点を開設する際の「買取センターのデザインの統一化」のサポートも実施しました。

以降は、全拠点に関して、B社に相談が行くように調整をしました。

現在もB社との体制で拠点を運営しており、スピード・コストの両面でご満足いただける体制を整えることができました。

最後に

すべての依頼に関してベストな回答をできるサービサーは存在しません。
各社の得意不得意を認識した上で相談先を決めることが大事になります。

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