ボールについて考える
こんにちは!
突然ですが、卓球のボールについて考えたことはありますか?
プラスチックボールの特徴でみんなが共通で認識していることって
・大きい、重い
・硬い
・回転がかからない
こんな感じですかね?
回転が掛からないから掛かるラバーへ変更とか硬くて球離れが速いから球持ちのいい用具へ変更したとかよく聞きますね。
卓球は約3メートルの距離で2.7gのボールを打ち合う競技です。
しかしプレーするのに必ず必要なのにラケットやラバーのことは気にするけどあまりボールのことを考えない人がほとんどだと思います。
強くなるための最短ルートを通るには思考することが必要です。部活であれば監督やコーチがいて毎日指導してもらえますが、社会人にもなると特に練習時間も少ないですしそうもいきません。
なので自分で考えて気付く必要があります。
話を戻してそんな僕がボールについて気にして欲しい点は『ボールが上に跳ねる』ことです。
厳密に言うとボールが止まり上に跳ねます。
たぶんプラボールになってスイングを前にとか上からラケット出すようにとか言われることが前より増えたんじゃないですかね?
これはセルロイドよりもボールが上に跳ねる分ボールの力を使って打ちやすくなったからです。
借力という言葉が朝鮮にはあって中国とかはこういう考えを持って卓球をしてます。
相手の打ったボールの力を借りて打つ方が自分の力はあまり加えなくても威力のある打球が打てるという考え方です。
それと一緒で打球するときにボールが上がる力を借りてしまえば持ち上げる力が少なく済み楽に打球出来ます。
これはフォア、バックに限らず台上技術だったりドライブ、カウンター、カット打ちなど全ての技術に置いて大切な考え方になります。
僕がこう書いてもあまり説得力がないので実例を上げると日本だと張本選手がこれにあたります。彼は常に第二打球点を取り前にスイングします。相手の力やボールの力を借りて前にスイングすることで無駄なく威力のあるボールを打ちます。
カット打ちの名手である軽部選手もそうです。軽部選手のカット打ちの打球点の速さはボールが上がってくる力を借りるためです。
そしてこれは用具でも裏付けられます。それはディグニクスです。このラバー硬度の割に柔らかいとかシートが強いとか言われてますが、このラバーの一番の特徴は『前に振っても打球が上がり回転が掛かること』です。テナジーと同じような使い方をする人からはこのラバーである必要は感じられないと思います。単純にテナジーの方がボールが上がりやすく回転を掛けやすいですからね。
こういった要素を利用するには打球点が重要になります。ということで次は打球点の話でもしますかね。
まぁ実際セルロイドのボールでも同じことは出来たんですけどね。しかしプラボールになってより利用しやすくなったということがポイントです。
うん、なんか説明不足な気もする笑
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