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気功教室に1〜2ヶ月通った後、足が遠のく方が多い気がします。どうしてでしょう。

中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室で習ったことや、盛先生のお話し、参加者の体験談、『気功奥義』シリーズを編集しながら教えてもらったことなど、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

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盛鶴延先生の気功教室は、
東京の自由が丘で、
毎週木曜日、
35年間ずっと行われています。

長い方だと、自由が丘教室の立ち上げからという方もいますし、20年近く通っている方もいます。

その一方で、
初めての方も、1〜2ヶ月ぐらい目という方もいます。

盛鶴延先生の気功教室は、
名簿がありません。
予約の必要もありません。

来たい時に、来たい人がくるスタイルです。
なので、
その日によって
長く通っている方が多い時もありますし、
初めての方や1〜2ヶ月ぐらいの方が多い時もあります。

そんな感じの気功教室なのですが、
気功教室に来る方を見ていると、
なんとなくですが、傾向がある気がします。

気功教室に
1〜2ヶ月ぐらい通った後、
ぴたっと、
足が遠のく方が多い気がするのです。


どうしてでしょう。



気功には、
初級、中級、上級というレベルがあります。

なんとなく自分の気を感じられるようになる。
これが初級レベルです。

中級のレベルになると、
自分で自分の気をコントロールできるようになります。
この段階になると、自分で自分の治療ができるようになります。

上級のレベルになると、
他人の気もコントロールできるようになります。
この段階になると、他人の治療ができるようになります。

推察するに、
1〜2ヶ月ほど、
教室に通い、盛鶴延先生の話をきいていると、

最初は漠然としていた気功というものが、
面白いけど深みがものすごくあることとか、
簡単ではないこととか、

また初級、中級、上級の世界があることや
その違いもなんとなくわかってきて、

本当にこの気功の世界に入るには、
自分がどのくらい払わなければいけないのか、
つまり、自分の人生の時間、意識を
どのくらい気功に払わなければいけないかが、
なんとなく見えてくるのだと思います。

その時、
気功とはそういうものだ、でおしまいにするか、
気功のもっと深い世界を知りたいと思うか、


その分かれ道がこの1〜2ヶ月目ぐらいなのだと思います。

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これは気功に限らず
どの世界でも同じだと思います。

最初、なんとなく面白いと思って始めてみて、しばらくすると、その世界の深さがわかってくる。
そして、世界に入るにはどのくらい自分が払わなければいけないのかがみえてきます。

そこで先に進み、その世界の奥深さを追究していくか、そこでやめるか。

盛鶴延先生は、気功の世界について、こうおっしゃっています。

気功の動作を学びたいのであれば、
1時間もあれば十分です。

でも、その奥の世界、気功の深い世界を知りたいのであれば、やはり時間がかかります。


気功は中身のものが難しい。

しかしそれは例えば宗教も同じです。

キリスト教の中でも聖霊が一番難しい。
でもそういうところがわかれば、キリスト教のことがわかります。天国のこともわかります。

逆に、聖霊のことがわからなければ、
ただ聖書読んで、祈って…。
簡単ですね。誰でもできます。

仏教も同じです。
仏教も智慧の慧のところまで学ばないと本当のことはわかりません。ただお経読んでも、何のため、がわからないと意味がないのです。

気功も同じです。
色と空のことがわかることです。
この色と空の変わるところ、色と空の間のものが、私たちが気功でやっているところです。

有から無の間のものが気功なのです。


気功の本当の世界、
奥深い世界に入りたいのならば、
気から功に成りたいのならば
時間をかける必要があります。


つまり自分が何を目的とし、
そのためにどういう時間をつくるかなので、
それは人それぞれですし、自由です。

ただ、時間をかけないと、
絶対に気から功にはいけない。
気功の本当の世界は見えない。
それは事実です。

その一方で、
時間をかけて、気功を続けても、
いつ、気から功に成るのか
がわからないところも、
また気功の世界なのですが。。。

でも、続けていくと

ある時
なんとなく身体が教えてくれる

そうです。

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