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野外遊びで持っていくもの 〜熱中症対策編〜

梅雨はどこに行ったのか?
猛暑日が連日続いていますね。

今回は夏場に、野外活動の熱中症対策として持っていっているものを紹介します。
前に投稿した「虫対策編」と組み合わせて万全の状態で野外遊びを楽しみましょう!

前と同様に各グッズはA4バインダーの上にのせています。
大きさの参考にしてください。

※経験上のアドバイスですので、参考程度にしていただき自己責任でお願いいたします。また、使用前には用法容量の確認をお願いいたします。



こどもの熱中症を防ぐポイント

晴れた日は地面に近いほど気温が高くなるため、身長の低いこどもは大人よりも暑さを感じやすいです。また、こどもは体の水分量が少なく環境の影響を受けやすいだけでなく、汗をかく能力も低いです。
さらに、幼児は体温調節機能が十分に発達していないため特に注意が必要です。

日頃から注意しておくポイントは次の4つ。

1.顔色や汗のかき方を十分に観察する
顔が赤くなっている、ひどく汗をかいている場合は体温がかなり上がっているかもしれません。涼しいところで休憩をとりましょう。

2.水分補給を適切に行う習慣をつけさせる
遊びに夢中になっているときや、プールや川・海で水遊びをしているときは水分補給を忘れがちです。
喉が渇く前にこまめに水分補給をするよう声かけをし、きちんと水分をとっているか観察をしましょう。

3.日頃から暑さに慣れておく
普段エアコンの効いた部屋でゲームをしている子供がいきなり野外遊びを行うと体が暑さに慣れておらず、熱中症になるリスクが上がります。
まずは日がかげってきた夕方に遊び、短時間の買い物に連れていくなどの屋外に出て活動をする機会を増やし、暑さに体を慣らしておきましょう。

4.服装を選ぶ
首元や袖口がゆったりしている服や、麻やコットン素材など通気性の良い服を着るようにしましょう。体の熱を逃がしてくれます。
また、白やベージュの服を選ぶことで太陽の熱の吸収を軽減する効果も得られます。
屋外と室内への移動に伴う温度変化によって上着の脱ぎ着を声掛けするのも重要です。


熱中症対策グッズ(基本)

1.保冷剤

百均で売っていた保冷剤
凍らせても柔らかいシャーベットタイプがオススメ

持っていく直前まで冷凍庫で凍らせておいて使います。
凍らせても柔らかいままであるシャーベットタイプだと顔や首筋に合わせて形が変わるので使いやすいです。

熱中症の予防には手のひらを冷やすのが良いそうです。
熱中症の疑いがあったり、熱中症にかかってしまった場合は、首筋や脇などの動脈部分をすぐに冷やすようにしてください。

2.塩分チャージタブレッツ

美味しく食べられるラムネタイプが好き

梅干しや塩アメなど塩分を補給する食べ物はたくさん売られていますが、オススメは「塩分チャージタブレット」です。
理由は、美味しいから!
個人的にも、他の塩分を取る目的で売られているものは癖があって口に合わないものが多かった印象です。
子どもでも美味しくお菓子感覚で食べられるので、「いらない」と言われないのがポイントかなと思います。

3.経口補水液OS-1

万が一に備えて、これ1本

立ちくらみやめまい、拭いても拭いても汗が出てくるなどの症状が出ている時は熱中症の疑いがあります。
すぐに涼しい日陰に移動し、体を冷やすのが大切です。そこで経口補水液OS-1をゆっくりと飲みましょう。
「美味しくないから飲みたくない」という意見も聞きますが、体調が悪い際は体が求めているのか美味しく感じるので不思議です。
万が一に備えて1本携帯しておくのがいいと思います。


これらはサッと出せるようにリュックサックの上の方に、保冷バックを小分けして入れています。
リュックサックの中でも見つけやすいよう、黄色や赤色など目立つ色のものを選んで買いました。

明るい色の保冷バックに保管
リュックサックに外付けは重すぎて断念


熱中症対策グッズ(緊急)

4.冷やしタオル

首に巻けるタオルタイプの保冷剤

ペットボトルの氷や固い保冷剤では形が変えられず使いにくいことが多々ありました。
タオルタイプだと部位に合わせて巻くといった使い方に自由度があるのが使い勝手がいいと思います。
室内用なので、体調が悪くなって涼しい室内に移動してから使用する想定ですが、持っておくと良いと思います。

5.瞬間冷却パック

叩いたら急速に冷却できる!

こちらは特に緊急用です。
活動の後半、飲み物も保冷剤も温かくなってきた頃に熱中症の症状が出て急速に体を冷やさないといけない場合に使用します。
脇に挟んだり、寝かした際に首や太ももの部分に敷いたりして使う想定なので、大きいものよりも小さいものが複数個あった方が使い勝手がいいと思います。

6.水とタオル・バンダナ

500mLペットボトルの水を数本入れています
写真はバンダナ
清潔さを保つために、入れる前にアイロンがけしてジップロックに入れました

水の種類には特にこだわりはありませんが、ペットボトルは固いタイプのものが好きです。
ペコペコすると収納の収まりが悪いだけでなく、飲んだり水をかけたりする際に使いにくいと思います。
タオル・バンダナは水をかけて体を拭くのに使ったり、保冷剤を包んで冷やすために使ったりするつもりで入れています。
水もタオルもケガの際に洗浄するときにも使用するので、1組はリュックサックに入れています。


これらは緊急時に使用する想定なので、大きめの保冷バックに小分けして、リュックサックの底の方に入れています。

非常用のグッズは少し大きめの保冷バックに入れています

まとめ

以上が私の熱中症対策グッズです。
普段と違う、なんとなく体調が悪い時は、無理をせず休憩して日陰の涼しいところで水分補給を行いましょう。

参考にしていただき、必要なものを用意して、快適に、そして安全に野外遊びを楽しんでください!

皆さんのオススメの熱中症対策グッズもあれば教えてください。


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