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齢ほぼ80歳の衣装ケースから #10着目、11着目 スリット糸のニット&ウールパンツ

今日たっこちゃんの衣装ケースから出してきたのは格子模様のパンツとカーキ色のセーター。
バンツか?昭和だもん、ズボンだな。

当時はパンタロンって言ってたかも。
「パンタロン」
パンタロンパンタロン・・・口に出してみるとなんだかおかしい。
おかしくないですか?

わかりにくいなあ。
このパンツはチェック柄で、ウールマークがついている。

メーカーなりブランドはわからない。
通産省承認番号なんてものが表示されているので、そこから判るしくみだったのかも。
知らんけど。

たっこちゃんは「東京スタイルや」って言い張るんだが、大抵『イージーオーダー』か『東京スタイル』だと言うのであてにはならない。

セーターはウール100%でフロントにラメ糸とスパンコールで刺繍が入っていて地味に綺麗で、たっこちゃんはこういうのを

「じんみらしている」
と表現する。祖母も使っていた言葉だけど、他の人が言うのを聞いたことはないから方言なのかもしれない。

via della tpiga milano
イタリア語?

これも昭和か平成初期のものだけど、袖の長いリブがいまふうで、ここ数年で私が買ったニットのうち3着もがこんなデザインだ。

このセーターは色が似合わないんだけど、サイズも合うし着るつもり。

なんか、

少しでいいから片付けてくれ
これは捨てたらいいのに・・・
なんで着られらいのに手放さないんだろう

なんてふうに、ほぼ9割くらいは思っていたたっこちゃんの古い洋服は、衣装ケースから取り出し、話を聞き、自分で着てみたり、観察することによって、その良さに気づかされている。

まあ、よい服から目についてこうしてnoteに綴っているわけですが、よいところばかり探して服を見ている私がいます。

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