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自己愛と自己卑下

また、由佐美加子さんの講座に参加してきました

その中で、僕にとっての大きな気づきだった「自己愛」と「自己卑下」、それが今日のテーマです

自己愛 = ありのままの自分を愛する
それが出来ていなければ、他者を愛することなど出来ない
まずは、自己愛から
それは分かっていました 
頭では、概念としては分かっていました

僕は「ありのままの自分を愛せている」思っていました
でも、出来ていませんでした

たくさん勉強した
自己理解が深まった
それによって、家族や兄弟の関係にポジティヴな変化があった
でも、仕事の面、スタッフとの関係は現状維持のまま
なので、自分はまだまだ
もっと頑張らないとダメだ
頑張って、自分が進化なければ、スタッフとの関係は良くならない

そう思っていました

何かを良くするために自分が頑張るってことは、僕にとって当たり前のことでした

頑張ろうと自分を奮い立たせるのは悪いことではないかもしれません

でも、自分を卑下していることに気が付きました

スタッフとの関係が良くならないのは自分が不甲斐ないからだ
人としてまだまだ未熟であり、器が小さいからだ
というように、何かが達成出来ない時、自動的に自己卑下するのがデフォルトになっていました

僕には「ありのままの自分では愛されない」という思い込みがあります
だから、嫌われないように、相手を心地悪くしないために、自分を出すことを避けようとしがちです
だから、真実を明かそうとしないし、本当の自分を隠します
そのため、人との関わりが苦手です
だから、人間関係やスタッフマネジメントに対してストレスを感じやすいです
そして、ウジウジと悩み考えこみます
結果、スタッフとの関係は良くならない、仕事が楽しくないという現実から逃れられません
そして、自己卑下してしまいます

自己愛がないのに、スタッフ愛が湧いてくるはずはなく、そんなトップの下で働くメンバーには寂しさがあったと思います

自分はダメな奴で、頑張りが足らないと思っているトップなので、スタッフ達にも頑張らことや進化を無言で強制していたかも知れません

スタッフマネジメントが出来ないことで自己卑下し、自分を奮い立たせ、自分頑張って成長し、自分の外で起こっていることを何とかしてコントロールしようとしてきました
そのために、いっぱい勉強した
でも、現実は何も変わらない

外界を何とかして変えよう、コントロールしようとするのをやめます

そのために、まず、自己卑下するのをやめます

そして、
起こるべくして起こることを体験する
体験して何かを感じて理解する
理解出来たら表現する

そうしてみることにしました

これが、2日間の学びで気づいたことです

メンタルモデルを学び、自己理解が深まりました
家庭はこれまで以上に幸せになり、兄との関係も良くなりました
すごく良かったと思っています
でも、そのために外界をどうにかしよう、コントロールしようとした訳でなく、自分の考え方や行動を変えた結果、自然に起こったことでした

「スタッフとの関係を良くしたい」
これは良いことです
でも、どうにかして相手を変えよう、コントロールしようというのは間違っていました
メンタルモデルというツールの力を借りて、スタッフをコントロールしようとしていたことに気づきました

これまでも、ありとあらゆるマネジメント手法を学び、コンサルを入れてスタッフを変えようとしてきました
でも、何も変わらなかった
なのに、また同じことを繰り返そうとしていました
メンタルモデルを学び、自分が成長すれば、スタッフを変えられると勘違いしていたんです

「もうやめとけ」
と自分に言ってあげました

スタッフとの関係を良くしたいという願いはあります
でも、どうにかして相手を変えてやろう、コントロールしようとせず、自分の考え方や行動だけを変えてみることにします

ここ数年やってきたことは何だったんだろうと思ってしまいます
でも、その時はそれが最善だったと考えることにします
その体験があったから、今この学びが得られたのだと思います
その体験があったから、外界で起こることに対して、反応することが減りました(ちょっとは成長したんですよ♪)
数年前は、尊重されていないと感じると、反応してしまっていました
感情的になったり、怒りがこみ上げて、うまく話せないこともありました
そんな状態のままだったら、起こるべくして起こることを体験し、何かを感じとる余裕もなかったでしょう

たぶん、その時はそれで良かった、最善だったんです
その時の体験を通して、学びことがあったのです

僕が実践しようと思う自己愛、それは、ポジティヴシンキングでなく、「そのままの自分にOKを出す」という感じです
そして、進化を無理強いしないことです

前回のブログに書いた「俺様」も、そういうことを言いたかったのかも知れません

しばらく、そんな感じでやってみます

どんなことが起こり、何を感じるのでしょう?

また、ブログに書きますので、お楽しみに!

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