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知らないと大損する!定年前後のお金の正解【ブックレビュー】

一年前のこと。
「もう仕事なんて辞めてやる!早期退職して悠々と暮らすんだ!」と、
その前に情報を集めようと読んだ本です。
結果は撃沈。
退職したって悠々自適な毎日は自分には訪れないことを知らされただけでした。

自分の周りを振り返ると、60歳過ぎても、いや65歳過ぎても会社員として働いている人が多いです。
ただ、60歳までとそれ以降では働く環境ももらえる賃金も変わってきます。
中には定年延長や定年自体のない会社もありますが、まだ少ない移行期なのだと思います。

誰にとっても未知の世界『定年後』。
経済的なことにしても、働き方にしても人それぞれ。
やたら本はたくさん出ているけれど、自分の状況に照らし合わせるとピンとこないもんです。

じゃ会社の先輩に聞いたらいいんじゃないか?
もちろんそれも役に立ちます。
でも1つ問題点があります。
その先輩にとって最も良かった選択肢が、自分にとってもベストなのか判断ができないことです。
そしてそれを検証する手段を持っていない、もしくは検証が必要なことに気づいていないことです。

定年後の大きな問題の1つは老後の暮らしが安泰なのか、でしょう。
収入が先細りする定年後は、貯金や退職金が目減りしないことが重要です。
また、会社員時代は無意識に支払っていた税金や社会保険の支払いがやたら大きな負担に感じるようになります。

「税金や社会保険は知識があるかないかで大きく変わってきますよ。
あなたが損をしない『正解』を教えますよ」という本です。
副題は「会社も役所も教えてくれない手取りを増やす45のコツ」
内容は
・「退職金」の手取りを最大化!
・「年金」で絶対損しない!
・働き損にならない「働き方」
・「独立」するなら徹底節税!
その他に老後の気になるポイント「住まい」「病気・介護」「遺産相続」についても解説しています。

何冊か読んだ中で一番わかりやすく公正な書き方だと感じました。
もしこの分野の本を1冊だけ読んでみるならおすすめしたい本です。

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