季子

webライター。50代の医療職(眼科の検査員)です。人生の折り返しを迎えた同年代のみな…

季子

webライター。50代の医療職(眼科の検査員)です。人生の折り返しを迎えた同年代のみなさんの 悩みや疑問や野望?に対してちょっとお役に立つ記事や、自分の日常のひとコマを綴っています。

最近の記事

母に寄せて

前回の投稿で初登場した母ですが、元旦の能登半島地震で帰らぬ人となってしまいました。 40日たった今も、まだ現実味がありません。 その日一緒に居なかったこともあり、実家が全壊したことも、母ともう会えないということも、本当の意味で実感できていません。 前回の記事にも書いたように、実家は海の近くにあり、亡父は漁師をしていました。 父が海で亡くなるかもしれない可能性は昔から考えていましたが、まさか母が津波に飲まれるとは。 うちだけでなく、あの辺り一帯はひどい有様で、考えると涙が

    • 母が突然始めた終活は解体作業だった

      母は81歳。 体も頭もまだまだ元気。 そんな母から「船小屋、つぶす(壊す)ことにしたわ」と電話があった。 ?? 前日、会った時はそんなことひと言もなく、 一緒に行った息子夫婦は、その船小屋のそばで海の写真を撮っていた。 3年前に亡くなった父は漁師だった。 祖父の代から始めた漁業で、嫁いで来た母もずっと手伝っていた。 古びていて、もう乗る人もいない船が鎮座している船小屋。 このまま朽ち果てるのだろうと思っていたのに。 なんで突然と聞くと「両隣の人は小屋を壊して更地にしてしま

      • はじめての還付申告

        長年会社員をしているので、これまで税務署には縁がなく、ほぼ初めて税務署に行ってきました! 今回は医療費控除がメインで、ふるさと納税と、まだ赤字の雑収入(原稿料のことです)も一緒に申告します。 以前、住宅ローン控除を受ける1年目に来たことあるよね、と思って駐車場に入りましたが記憶は曖昧です。 合同庁舎の建物入ってすぐなので場所はわかりやすかったのでよかった。 雪も降りしきっているし、確定申告前なので空いてるよね?と思っていましたが、申告相談窓口は5人待ちでした。 私のように

        • 視野検査って何?上手に受けるコツをお伝えします

          日本では、40代以上の人の5%が罹っていると言われる緑内障。緑内障の診断や経過の観察に欠かせないのが、視野検査です。 健康診断で異常があり、眼科受診して視野検査を勧められたことがある人もいるのではないでしょうか?初めての検査で上手くいかなかったり、何度かしたことのある人でも固視が悪いと再検になったり、注意の必要な検査と言えます。 こちらでは視野検査がどんな検査なのか、上手に受けるためのコツを検査員目線でお伝えしたいと思います。 視野検査とは視野とは、まっすぐ前を見た時に

        母に寄せて

          50代からのLIFEはLIKEがポイント

          50代の人がこれからの人生を考えた時に、注目しなければならないのは、〝自分の好きなこと〟です。 そんなありふれた当たり前のことを言って、と思われますか? そのありふれたことが人生では後回しになっていることを、実感しているのも50代なのです。 50代といえば、定年がどんどん身近になり仕事に対してわだかまりを持ったり、更年期症候群に悩まされたり。 若い世代とはまた違った不安定さを抱えています。 仕事に対しても体調に関しても、答えを導き出してくれるポイントとなるのが好きなことなの

          50代からのLIFEはLIKEがポイント

          「お金のこと何もわからないままにフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」【ブックレビュー】

          長い…本の題名が長いです。 最近の本は題名の長いものが多いですが、ダントツなのでは? 訴求力もあるし、題名を見ただけで内容が容易にわかるのはとても良いと思いますが。 家計簿の記入欄には入りきりません。 本書は芸術学部卒という異色の経歴を持つ税理士である著者が、漫画で節税や確定申告などについて記した本です。 近年、若者と高齢世代のフリーランスが増えているようで、活字離れしている両世代にとって読みやすいと感じました。 (高齢世代は視力や集中力の低下でいやおうなしに活字から遠のく

          「お金のこと何もわからないままにフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」【ブックレビュー】

          知らないと大損する!定年前後のお金の正解【ブックレビュー】

          一年前のこと。 「もう仕事なんて辞めてやる!早期退職して悠々と暮らすんだ!」と、 その前に情報を集めようと読んだ本です。 結果は撃沈。 退職したって悠々自適な毎日は自分には訪れないことを知らされただけでした。 自分の周りを振り返ると、60歳過ぎても、いや65歳過ぎても会社員として働いている人が多いです。 ただ、60歳までとそれ以降では働く環境ももらえる賃金も変わってきます。 中には定年延長や定年自体のない会社もありますが、まだ少ない移行期なのだと思います。 誰にとっても未

          知らないと大損する!定年前後のお金の正解【ブックレビュー】

          スポーツ界でも「推し活」

          推し活をおすすめしています。前回記事はこれ 私の本来の「推し」は『半生』と呼ばれているもので話すと長くなるのでまた次の機会に。 (簡単に言うと『半生』は映画やドラマのキャラクターを推していることで、当然それを演じた俳優さんもファンではあるんだけど、それよりもキャラクターや作品まるごとを応援している、って感じです) それとは別にスポーツでも推している選手、おります。 なぜ今この話を始めたかというと、来週土曜日に箱根駅伝の予選会があるから! そう推しはマラソン選手なのです。

          スポーツ界でも「推し活」

          寒冷じんましん(寒冷アレルギー)

          めっきり寒くなってきました。 出先から帰ってきた娘の顔が真っ赤です。 これは「寒冷じんましん」という症状なのです。 寒い時期でなくても、急に雨が降ってきて濡れてしまった時にも赤くなります。 こんなんじゃデートもできないんじゃないの? 予定もないのに心配になります。 何か自分で出来る予防法はないのか調べてみました。 どうして寒冷じんましんは出るのか?どのような症状? 寒冷じんましんは「寒さ、冷たさ」などの寒冷刺激に反応してじんましんが出る皮膚の病気です。 皮膚が赤く盛り上が

          寒冷じんましん(寒冷アレルギー)

          遠近両用メガネ作るならおすすめは

          前回おすすめした遠近両用メガネ、どこで作るのが良いか迷っている人へ。 お得なほうがいいし、行きやすい店が便利だし、いっそオンライン?など悩みはさまざまだと思います。 そこでザックリですがお店選びのヒントを考えてみました。 お店選びのヒント・お得さ加減はレンズ代が鍵 遠近両用メガネと普通のメガネの違いは、もちろんレンズの構造です。 なのでレンズ代がいくらなのかがダイレクトにメガネ代に反映します。 通常は遠近両用レンズの方が構造が複雑な分、普通のレンズ(単焦点レンズ)より高く

          遠近両用メガネ作るならおすすめは

          こんなサービスほしかった!「ネットで頼める法律家」

          スマホで24時間いつでも利用できる「ネットで頼める法律家」をご存知ですか? 今日このサイトを見かけて、もっと前にこういうサービスがあったらよかったのに、と思いました。 実は私、10年以上前に離婚を経験しています。 当時は離婚の準備で本を読んだり、弁護士会の無料相談に行きました。 (通常、相談は時間単位で有料です) 結局、調停で話し合いましたが、途中で終了になり、養育費などもうやむやのまま。 あのとき法律に明るい人に相談できていたならな、と後々思いました。 この「ネット

          こんなサービスほしかった!「ネットで頼める法律家」

          怖かった…【サポート詐欺未遂事件】

          今から3時間前のことです。 このパソコン操作中にヤツはやってきました。 突然パソコンが叫び出したのです。 「トロイの木馬に侵入されました!」と。 そうこれが噂に聞く 【マイクロソフトサポート詐欺】と呼ばれているものでした… パソコンは叫びをあげ続け、よくわからない小窓が次々開き、パソコンはフリーズして動きません。 中央に示された小窓に 「サポートセンターに電話してください。○○○○(通話料は無料です)」 とあり、無料なので迷わずかけました。 相手方のいう通りに簡単な操作す

          怖かった…【サポート詐欺未遂事件】

          50代からこそ「推し活」を

          推し活してますか?  <推し活とは:自分にとってのイチオシの人やキャラクター(推し)を応援し、情熱を注ぐ活動のこと> どの年代であっても推し活は楽しい!のですが、 あえて50代からこそ「推し活」をおすすめします。 50代からのミドルエイジが「推し活」するメリット ・恋愛に近いときめきを味わえる ・情熱を注ぐあまり年齢を忘れられる ・好きな相手に貢ぐ快感を知ることが出来る ・若返る、元気をもらえる、癒される ・行動力が出る ・SNSなど積極的になり、交流が広がる 約20年

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          遠近両用メガネはお早めに

          10月1日はメガネの日なのだそうです。 40代くらいになると(最近はスマホなどの影響でもっと若い人も) 本の字がかすむ、目から離さないと見にくいなど、いわゆる老眼が始まります。 そうなると、メガネがあったほうが便利で疲れにくいことから、 老眼鏡や、遠くも近くも見える「遠近両用メガネ」を作ることになります。 遠近両用メガネは便利なのですが、慣れるのに時間がかかります。 なので早めに作るのがおすすめです。 年齢を重ね、老眼が進むとさらに慣れるのに時間のかかるメガネになってしまう

          遠近両用メガネはお早めに

          まんがでわかるLIFE SHIFT【ブックレビュー】

          本書は30万部のベストセラーになった『LIFE SHIFT』のまんが版です。 従来の当たり前の生き方、子供は学校へ行き、大人になったら仕事に就き、定年を迎えたら引退する. それで人生あがり?そうではありませんよね。 人生100年時代を迎え、あがりなどないと気づいた人にも気づかないひとにも。 もっと多様な生き方へと自分の人生の舵取りをしないか、と提案しています。 著者からのメッセージは2つあります。 ◆もっと多様な生き方=マルチステージへ 働くことも学ぶことも遊ぶことも、

          まんがでわかるLIFE SHIFT【ブックレビュー】

          はじめまして

          季子と申します。 ひよっこのかけだしライターです。 人生の折り返しを迎えた同年代のみなさんの 悩みや疑問や野望?に対して役に立つ記事を書いていきたいとおもいます。 どうぞよろしくお願いいたします。

          はじめまして