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「お金のこと何もわからないままにフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」【ブックレビュー】

長い…本の題名が長いです。
最近の本は題名の長いものが多いですが、ダントツなのでは?
訴求力もあるし、題名を見ただけで内容が容易にわかるのはとても良いと思いますが。
家計簿の記入欄には入りきりません。

本書は芸術学部卒という異色の経歴を持つ税理士である著者が、漫画で節税や確定申告などについて記した本です。
近年、若者と高齢世代のフリーランスが増えているようで、活字離れしている両世代にとって読みやすいと感じました。
(高齢世代は視力や集中力の低下でいやおうなしに活字から遠のくことが多いのです。)

私が読んだのは、2022年に改訂された最新版。
今年(2022年)私もマイナンバーカードを作りました。
マイナポイントにつられてです。
ライター収入はまだまだでフリーランスでもないですが、電子申告なども身近な話になってきました。

漫画本は絵が多いイメージですが、1ページに詰め込める情報はかなりの量があります。
文字サイズを変えたり、コマの中にセリフではないちょっとしたメモを書き入れたりできる構成のおかげでしょうか。

内容には確定申告の他に、社会保険、領収書と経費、副業と確定申告、節税とお得なテクニックなどがあります。
もともとは若いクリエーターを対象にした本なのでしょうが、若くない人にもとっつきやすく、入門版としては必要十分な本だと思います。

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