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退塾という決断。

小さな庭の紫陽花も色付いてきた。
癒。
同じ株から生まれるグラデーション。

人工的にはとても再現できない、自然の素晴らしい芸術作品だ。

昨日、この紫陽花前を大蛇が通っていたため、恐る恐る庭の花々を見回す。

ひとつの株からの彩色アート

市が配布したという紫陽花も(友人から託された)、なんとか初めての花を咲かせそうだ。

市が配布した紫陽花の株

さて。

ここで、ひとつの心の動きを記録す。

先日、1年ほど所属していた、某政経塾を退塾した。
元々その会派に所属する、保守派H参議院議員の国会質問に感銘を受け、同じ場で、政治について勉強したいと思ったのが、入塾のきっかけだった。

政経塾では、月に1回の勉強会が開催された。参議院会館を訪れることも、大きな刺激になった。
現役の議員の方や、著名な方々の貴重な話を拝聴できるという、とても有意義な時間であった。
関係者の皆様には、心から感謝している。


その貴重な時間を失うことは、私にとっては悲しいことではあったが、何故、その決意をしたのか。

その発端は、『UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関へ国の資金拠出の再開』だった。

政治塾を主宰する議員が、「UNRWAへの資金拠出を再開すべきである。」「日本はアメリカの言うことを聞きすぎなんじゃないか。」と配信された。
超党派議員有志の勉強会で議論を繰り返し、有識者の意見を聞いた上で、そう判断したとのことだった。
その時、その議員の真意を知らなかった浅はかな私は、大きなショックを受けた。

『UNRWAに再び資金拠出したら、その資金でハマスが武器を買う。子供たちの命を奪うかもしれない。パレスチナの独立を!と高らかに叫び、資金拠出再開を訴える左派。そう。まるで、左派みたいじゃないか。』

正直、そう思った。

その配信を拝見した後、数日間、悩んでいた。
どうしても、自分の中で呑み込むことができない発信だったからだ。

数日間悩み、塾内の友人にも背中を押され、勉強会の時に直接その議員に、真意を問うてみることに決めた。
(繊細な内容も含むので、有料ですみません)

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