アスリートの誹謗中傷について思うこと

お久しぶりです。

これはもはやどのスポーツにも限った話ですが、SNSが普及し、アスリートの記事を見ると結構な確率で誹謗中傷の記事を目にします。はっきりいって誹謗中傷はよくない、と言えたら1番いいですが…

まず、結構勘違いしやすい傾向として、あくまでも自分の持論ですが

正論と悪口の境目が分かってない

これだと思うんですよ。
言っていることは間違っていない、ただどう考えても愚痴にしか聞こえないっていうこと結構あると思うし。個人的に本人が目にしたとき傷つくか傷つくかないか。もそうですし、相手がみてこれはだめだろう…って思うこともそうですがそこの区別がつきにくい。自分でこうやって今書いてますけど人によって感じ方違うと思います。

特に大型スポーツというかテレビで放送されるスポーツであればあるほど誹謗中傷が激しくなり、その中でも注目浴びれば浴びるほど誹謗中傷は出やすい傾向。例えばですけど負けたり、足引っ張ったり、なかなか結果が出なかったりしたら当然悪い意見が出ることあると思うんですよ。それを悪口というか悪質的な言い方ではなく正論づけていえるかどうかなんですよね…。簡単にいうと論理づけていえるかどうか。それが難しいんですけど。

例えばですよ、今回の北京の男子フィギュアとか。羽生選手を例にあげて説明するのは申し訳ないなって思うのですが、今回彼は五輪3連覇を求めてやったのか、4A成功が目的だったのか。結局どっちも叶わなかったしメダルもとれなかった(4A初認定は入ってるけども)。これって言い方変えればネイサン選手と日本人2人(宇野選手と鍵山選手)がディフェンディングチャンピオンに本気で五輪で勝ちたいと求めてやってきた結果でもあるし、本気で勝負しにきてたっていう見方もある。特に日本人2人なんかは全日本のリベンジといっても過言ではないし。まあちょっとよくない言い方をすればただただ転倒が多かったからとかパンクしてジャンプ0点だったからとか。ここまでは正論評価なんですよね。だって事実だから。まあ、これだけでも悪口って言う人もいると思いますが、私はこれは正論と評価しているレベルですね。

問題はそこからでこれを超えると悪口になるんじゃないかなと。〇〇選手はこうだったのに✕✕選手はなんでこんなにもできないのか。さっさと消えろ。とか▲▲のここの言い方どうかしたら。キモいんだけど。って公にいうのはそれは完全に悪口ですよね。あからさまにダメなことはダメというのはいいと思いますが、何もしてないのに、またたまたま1つ結果が出なかっただけでワーギャーいうのはちょっと違うかなと。それは本人が1番わかってることだと思うし。

っていうか世界や日本でものすごく活躍している選手にそもそも謙虚じゃない人はいないと思います。アスリートだけでなく人として謙虚、誠実さは絶対大事。じゃないと人は伸びないし成長しない。

まあ、自分が発した言葉だとかこれこそSNSとかに書くのは相手も見てるということ。そしてそれはもしかしたら誰かを傷つけてしまう恐れがあること。やっぱり誹謗中傷が記事にのる時点で結構本人にとって辛い思い出として脳裏に残っている状況なのでそれは良くないなと思いますし、それを相談乗ってくれる存在がいることも大事。自分は悪口とか言われたらしまっておくタイプで吐き出すことはできないのと、自分って1日立ったら忘れるタイプなので。これは人それぞれですよね…。

対策としては人を褒める習慣を身につけるというかいいとこ探しですね。または視野を広くする。悪口言ってる原因って視野が狭いからだと思っているので。これも個人的な意見ですが。例えばもっとたくさんの選手をみるとかそれこそ他のスポーツと比較するってこともいいことだと思いますし。

まあ、このご時世SNSであーだこーだ言われるのはもう慣れっこですけど、それもルールがちゃんとあることを忘れてはいけない。最初にいった通り正論と悪口の境目を難しいですけどそれを見つけることが大事なのかなと。

最後に、アスリートは日々自分以上に頑張っている人もたくさんいて自分たちが知らないところで一生懸命頑張っています。それを知っているからどんなに結果が悪くても言えないんですよね。じゃ、言うんだったらやれやみたいなことは絶対言えないです。まずはその人たちを尊敬し、応援してああ、幸せだなっていうアスリート、勿論ファンもですけど1人でも増えたらいいなって私は思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?