【夫婦秋旅】大塚国際美術館#1(エントランス・システィーナホール)
2泊3日の高知・徳島旅行。
3日目は鳴門市の「大塚国際美術館」に行きました。いつぞやの紅白歌合戦を見てから、ずっと行きたかったんですよね。
徳島駅前を出て、高速道路を使い、すぐ鳴門北ICで降ります。所要時間だいたい20分くらい。
高級リゾートっぽいホテルを通り越して、美術館の臨時駐車場に停めました。
臨時じゃない駐車場も遠いところしか無く、美術館まではシャトルバスが出ているようです。
入場料がおそらく日本一高いことでも有名な大塚国際美術館。東京国立博物館の入館料が1000円なので、だいたいこの辺りをスタンダードにしても3倍の値段です。おもわずクレカを使ってしまいました。
日本一高い入館料を払って、何が見れるかと言うと、ここ大塚国際美術館では世界中の名画を原寸大で複製した「陶板名画」が見られます。簡単に言うと陶器の板に印刷されたレプリカですね。
長いエスカレーターを上り切ると、早々に我々を出迎えてくれる展示が、バチカンにある「システィーナ礼拝堂天井画」を原寸大で再現してしまった大迫力のシスティーナホールです。
大塚国際美術館の顔とも言える展示でしょうか。
米津玄師が紅白歌合戦の生中継で「Lemon」を歌った場所として有名になりました。
米津玄師の描いたレモンも陶板になって展示されています。
ミケランジェロはルネサンス期の芸術家ですね。
ダビデ像なんかの彫刻が有名です。
ミケランジェロは、この大作をユリウス2世からの依頼を受け、4年がかりで描き上げるわけですが、自身が彫刻家である自負があったため当初は嫌々だったようですね。
礼拝堂の正面には、最後の審判が描かれているのですが、天井画と描かれた時期が実は違うのは初めて知りました。
天井画の完成から約30年後に描かれた最後の審判ですが、天井画より描かれた人々や神の肉体がムキムキに仕上がっているのが面白いですよね。
背景の鮮やかな青が綺麗ですが、当時高価だったラピスラズリの顔料が使われています。
天井画も本当はラピスラズリと金箔で装飾をする予定だったようですね。
大塚国際美術館のシスティーナホールは、現地の本物と違い、美術館の上階から天井画を間近で見ることもできるのも鑑賞ポイントの一つです。
システィーナホールだけで1時間くらい鑑賞できてしまう気がしますが、1000点以上の作品が地下3階地上2階の総延長4kmの鑑賞ルートにひしめいているのですから、ある程度眺めたら離れないと、時間足りないねこれ。(実際全部回れなかった)
全何回構成になるかわかりませんが、知ってる名画、気になった名画を中心にかいつまんで紹介していこうと思います。
つづく
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