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「自分群」 本当の自分って?

【今日の 聴き屋】~46日目~

数年前  自分が二重人格なんじゃないかと
真剣に悩んだ時期があった。


家の外と家の中での自分が
あまりに違いすぎていたからだ。


外では  誰にでも  本当に感じよく接することが出来る。
相手の気持ちを感じられて
そして  気を配り  心地よい空間を作ることが出来る。

でも
いっぽ 家に入ると  般若の顔になって
子どもたちに怒鳴りまくる。
感じ良く なんて出来ないし 自分の嫌な部分が全てぶちまけられる感じ。。。

自分でも  自分をコントロールすることが出来なくて
「私は病気なんじゃないか」「別の人格がいるんじゃないか」
と 本当に苦しんだ。


さらには
他のママたちから  かけられる
「●●さんて  おおらかに子育て出来てて  すごいね~」
という言葉が  私の心に突き刺さった。

いつも怒ってばかりで おおらかに子育てなんて  出来ていないのに。。。

保育園での穏やかな様子しか知らないママ友には
私は おおらかで優しいママにしか見えないのは 当然だ。

そんな中
ある自助グループに参加する機会があった。

参加していたある男性が話していた中に
「自分群」という言葉が出てきた。

人には様々な面があって  どれも  異なった面をもっていたりするけれど
どれが「本当の自分」ではなくて
その ひとつひとつの自分 全てが本当の自分で
その全て=「自分群」で「自分」なのだ。

私は  誰にでも感じよい自分と  子どもたちに感情をぶつけてしまう自分
のギャップに 苦しんでいた。
どっちも本当は  ウソの自分なんじゃないかと
悲しい思いをしていた。

でも どっちも本当の自分であって
そのぜーんぶで「自分」なのだ。


子どもたちに 優しく出来る時もある。
いつも  子どもたちの大好きな美味しいご飯を作ってる。
怒りはするけど  結局  手伝ってたりする。
寝る時に布団で いっしょに「いいこと言い」したりしてる。

それも 全部 本当の自分で
その全てで「自分」。

人間はきっと  ものすごーく 複雑な生き物。
だから  その時々で 色んな対応が出来るし
色んな顔を持っている。

どれも ウソなんかじゃなくて
どれも 本当。

「自分群」

自分で気に入ってる自分 も そうでない自分 も
ぜーんぶ まるっと  受け止めて 受け入れて 過ごしていきたい☆



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