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許す 許さないは 過去のこと。大切なのは「今」なんだ。

【今日の 聴き屋】~128日目~


「許す」「許さない」「許せない」
そう思っているのは 過去にとらわれている ということ。

私が生きているのは 「今」。
「今」を大切に 生きていくんだ。


「ワンオペ」なんて言葉が はやる前から 
会社員をしながら ワンオペで 3人育ててきた。

夫は 「悪気なき 無関心」で
「育児が苦しい」「早く帰ってきてほしい」「このままじゃ 死人が出るよ」と 私が何度泣いて訴えても
変わることはなかった。


毎日6時前には出勤していき 帰宅は 夜中。
土曜日・祝祭日も出勤だったし 泊まりの出張も多かった。

私や 子どもたちが起きて生活している時間帯に
夫は存在しなかった。

時短勤務で やってもやっても評価されない 報われない会社員生活と
3人の子どもたちのことの全てを
来る日も来る日も ひとりきりでやってきた。


頭から離れない 出来事。

三人目妊娠中 もうかなりお腹が大きくなってたころ

いつものように 仕事の帰りに 保育園児二人のお迎えに行って
夕飯を食べさせてたら 自分が発熱していて
ふらふらになりながら いつものように大きなお腹で 保育園児二人をお風呂に入れて。

帰ってきてほしい と電話したけど 夫は帰ってきてくれなかった。
 
別に 悪気はぜんぜんなくて 仕事が忙しかっただけ。
ただただ 私の気持ちや 状況を理解できない人 なだけだった。


そんな毎日で  私は精神的に不安定になり
その影響で 子どもたちも 不安定で 扱いづらくなり
どんどん 悪循環になっていった。

「夫さえいてくれれば」「夫さえ もっと家にいて 一緒に子育てしてくれれば」 そればかりを ずっと思い   呪っていた。



昨年から 夫も在宅メインとなり 家にいる時間が多くなった。

もともと 「悪気なき 無関心」で
物理的に家に居なくて 子育てに関わらなかっただけだから

家にいさえすれば ごはんも作ってくれるし 洗濯もしてくれるし
トイレ掃除もしてくれるし 買い出しにも行ってくれる。


「子どもたちが 小さくて 大変だったあの頃に 居てくれたら
きっと 今とは もっと 違っていたのに」


どうしても その気持ちだけが 離れなくて
夫を許すことが出来なかった。

許せないことが 苦しかった。


でも 家に居ることが多くなって
一緒に在宅勤務の日も 普通にお昼ごはんを作ってくれたり
私が出勤でも 夫が居てくれるから 心置きなく仕事が出来たり

今は 本当に日々 感謝することが多い。


「あの頃さえ」「子どもたちが小さかったあの頃に」


でも。
もう それは全て 過去のこと。

過ぎ去った時間は 決して戻らない。



いま 夫は 家に居てくれて なんでもやってくれていて
感謝することで いっぱい。


それが 今の 事実。


「許す」とか「許さない」とか「許せない」とか。
それは 過去に 囚われている ということ。


もう 「今」なんだから。


許せなくても  そのままでも いい。


過去は 手放して 「今」を生きよう。
 

「今」ある姿に 感謝できるのなら
それは 「今」しあわせだということ。


それが「今」この瞬間の 真実。


「今」のしあわせに 感謝して 
「今」を大切にして 生きていこう。 




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