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家族って 何よりもめんどくさくて 何よりも愛おしい。

【今日の 聴き屋】~111日目~

昨日は 実家の用事で 急遽休みをとって
母と兄と3人で 久しぶりに会った。


母とは お正月に日帰りで会ったけれど
兄とは昨年のお正月以来 1年ちょっとぶり。

いつも  お正月とか夏休みでしか会わないから
子どもたちや私の夫 兄のお嫁さんもいたりして
なかなか 色んな事を話せないけれど

昨日は 3人だけだったから ホントーーーにいろいろ
たくさん 話をした。


子どもの頃のことや 今のそれぞれの家庭のこと
夫婦関係や親子関係のこと。
つっこんだことを たくさん。

こんなに つっこんだことを話したのは
初めてかも。



私は 小さい頃から 兄二人の様子を見ながら
 「私はいい子でいよう」って ずっと思って生きてきた。
 「母にとって いい子で 自慢の娘でいよう」
自分で自分を追い込んで 生きてきた。

だから
頼りない兄に 不満ももっていたし
母に対しても  甘えられないまま 大人になってしまった気がする。


昨日は そんな想いも湧きあがりつつ
ただ ストレートにその想いをぶつけたわけではないけれど
でも 自分の想いや考えを だーーーーーっと 結構話すことが出来た。

そうしたら
なんだか とても 気持ちが軽くなって
お腹の中にあった 重い塊がものすごく小さくなったような気がして

そして 心に大きな「余白」が出来たような そんな気がした。

それと同時に
自分の中にあった 兄や母への あんまり 前向きじゃない想いも小さくなり
兄や 母への 愛おしさが湧いてきた。


不思議。


夕方 帰宅して 「現家族」の夫や子どもたちも次々帰ってきて
今の「5人家族」揃って夕飯。

いつもは とげとげしてしまうのに
なんだか 夕飯どきも 楽しい。


夜は 定期テスト中の真ん中の子に
一番上の子が 数学を教えている。

「家族との関りを持たないようにする」
と さんざん 言い続けてきた 一番上の子が。
優しく 穏やかに。

真ん中の子も 照れながら嬉しそうに 教えてもらっている。


なんだろ これ。
私が欲しかった「穏やかな家族じゃん」。


今朝も 子どもたち3人とも
穏やかに学校に送り出すことが出来た。

いつも 私が とげとげ いやな物言いばかりしてしまうし
子どもたちも けんかばっかりしてるのに
帰ってきてからも なんだか 穏やか。

その ひとつひとつの ささやかなことが
本当に しあわせだと感じて
私の心が さらに 穏やかになっていく。


いつも
 子育てから早く解放されたい
 家族なんて 面倒なだけ
 すべてのしがらみから 解放されたい
 ひとりになりたい
って ずっと思ってきたのに。

子どもたちにも  夫にも  母にも  兄にも
愛おしさが湧いてきた。



不思議だなあ。。
なんだろうなあ。

明日には また 嫌なこともあるかもしれない。
いやな言い方する自分になって また自分に嫌気がさすかもしれない。

でも 今日感じた この
「愛おしさ」「しあわせ」を
大切にこころにしまって
この 時間を 少しずつ長くしていけるようにしよう。


親子って 本当に不思議。
家族って 本当に 不思議。





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