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SNS、ラクだけど。代償が…

21年2月1日(月)

はっきりいうと、僕は、SNSに依存している。主に連絡手段として、もはやコレしか考えられない。学生時代では「メール」といわれていたものが、今では「LINE」「Twitter」「Instagram」にとって代わった。

理由は単純で、ラクなのだ。めちゃラクである。実際の会話よりも文字の方がラク。会話と違って、返事までに時間が空いても不自然ではない。

SNSを開く前に、通知画面の始め数文字だけを見てみて「あ…これは少し間を開けよう」とか判断している。

さらにシリアスな場面では、自分の発言を送信する前に精査できる。特に仕事における業務連絡の際は、頭の悩まし所だ。「パワハラにならないだろうか」「失礼ではないだろうか」とか。おかげで社内トラブルはほとんどない。

しかし、そんな利便性と引き換えに失ったものがある。対面での会話スキルだ。咄嗟に言葉が出てこないのだ。話し相手がいるなら、空間と時間を共有している限り、会話の「テンポ」が大事。

感情がたかぶり、それを表現する適当な言葉が見つからなければ、その場で共感は得られない。

感情と言葉って一緒に出てきてくれないんだよね…。

その欠点を補うために国語の授業はあるし、人を癒す言葉を得るために本がある。人柄を見るために、入試や就活では面接なんてものがあるのだ。

「あの時の発言はまずかったなー…」なんて反省して落ち込む時は、やはり文字のやり取りがラクだと思ってしまう。

そんな自分を変えなくちゃと思いつつも、今日もスマホに手を伸ばしてしまうのだ。

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