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21年1月21日(木)「中年受験生」

今日は(も)真面目に書こうと思います(´・ω・`)
先日行われた大学共通テストで40代の受験生が警察沙汰になったというニュースがありました。トイレに立てこもることはいただけませんが、ちと別件で気になるコメントが散見されたのが興味深かったです。「49歳で受験するなんて異常だ」といった趣旨の意見です。

僕としてはそういった意見が当たり前にならないでほしいなと思いました。いわゆる「学び直し」と言うのでしょうか。死ぬまで学びの姿勢が人を成熟させるという予備校の先生の言葉で僕は大学中退して、専門的な教育機関に入り直しました。そしてその分野で頑張って生きています(稼ぎは少ないですが…)。

今、とても充実していて楽しいです。先日は、仕事の都合で貨幣の歴史を勉強するために、高校生が使う世界史と日本史資料集を買いました。ペラペラめくるだけで新たな知識を眺められるのは贅沢です。もっと自分にお金があれば国立大学で史学の勉強をしたいです。経済もやりたいです。今は通信でも単位取得が可能なようなので余計に知識欲を刺激してきます。しかもこのご時世もあって、オンライン授業も増えており仕事との両立が可能になりそうです。

つまり何が言いたいのかというと、今後は中年、壮年層の受験生が増えるのではないかということです。そしていずれその中に僕も入るのだと思います。そんなとき、上記のような言葉を浴びせられたらとても悲しいです。

勉強は楽しくて贅沢です。生きる楽しみを得られます。割とかなりそう思います。どうか誰もが何歳になっても、容易に学び直すのが普通な世の中になりますように。

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