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21年1月14日(木)「集中」

悪魔の囁きがあった。舞台は寝起きの僕の頭の中。「今日は休みだ。いいだろ?」しかしマイナーとなった天使の僕が抵抗する。「だめ。今日は午前中に執筆するの」そんな拮抗した想いの衝突が、寒いリビングで縮こまる僕の頭の中で勃発していた。

時間は午前6時50分。太陽はまだまだ東の空の足元に座っているところだった。スマホで時間を確認してしんどくてしゃがみこんだ。その間に2者の僕が戦い始めて5秒後、僕は決心した。

寝よう。だっていつも早起きして仕事してるんだから。休日くらい寝ようぜ。頭が弛緩しきっている時に、甘い考えに傾くと何の躊躇いもなく堕ちる。天使の僕は瞬殺された。ただし、1時間だけ。1時間後にアラームをセットして寝た。ここまで要した時間はベッドを出てから3分も経ってないだろう。

それから3時間後、僕はリビングに出てきた。怖かったのは太陽が登りきっていることではない。1時間後にセットしたアラームが切られている。全く記憶にないのだ。いつどうやって切ったのか。人間、本気で寝ると記憶がなくなるのだ。集中すると時間の進み具合が早く感じるのは相対性理論と関係あるのではないかと、昔考えたことがある。が、よくわからないのですぐに考えるのをやめた。

でもこれが功を奏した。朝飯?を食べ終わった時にはすでに12時前。PCを開いて腹括った。執筆に取り掛かったら思いのほかはかどった。人は追い込まれた方が集中してそのクオリティも高まるのかもしれない。そう。睡眠と同じ。どうか集中して質の高い睡眠を。。。
たぶん無理だけど。。。(´Д` )

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