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【タイ】少数民族が暮らす辺境・サンクラブリーを観光してみた【2024年3月】

こんばんは。

前回、タイ国鉄の観光列車とバスを乗り継いでサンクラブリーまでやってきました。今回は現地での観光を写真たっぷりでお届けします。

ちなみに、Sangkhla Buriというスペルなのですが、現地の人の発音だと「サンカブリー」「サンカ」とも聞こえます。

前回記事↓

ついたのは既に夕方。ホテルにチェックインして荷物を置きます。
今回泊まったのはこちら。中心街とモーンブリッジ両方に徒歩圏内で使いやすそうです。

気の良さそうなおじさんが案内してくれます。英語はほとんどできないみたい。シンプルですがお湯も出るし冷房もがっつり効くしバルコニーもあって良いお部屋。そしてなんと1人1台バイクを好きに使って良いとのこと。

モーンブリッジ

ホテルから歩いて5分、この街のメインスポット、モーンブリッジに行きます。

ダム湖にかけられた木製の橋。木製としては世界で2番目に長いらしいです。つくりはしっかりしており、吊り橋でもないので揺れもしませんが、すき間が開いていてちょっと怖い・・・

橋のたもとや橋の上には、モン族の伝統衣装を着た女の子が容器を頭に置いて写真撮影に応じています。
これよく落とさないな、と思ったら繋げてある。まぁそうだよね笑

顔に塗ってるのはタナカというミャンマーのお化粧

橋の下の簡単な船着き場からは、ボートツアーのボートが出航しています。1人500B(3つのお寺を回る場合)とのことで、今日はいったんパス。

だんだんと日が傾き、西に沈んでいきます。西の山の向こうはミャンマー。混雑しているわけでもなく、タイ人の観光客が橋の上に座ってのんびり過ごしています。

穏やかな空気が流れます・・・

ナイトマーケット

日が沈んだので、今度はナイトマーケットのほうに夕食を食べに行きます。

田舎のこじんまりとした夜市です。範囲も2ブロックくらいで地元の人がのんびりと飲み食いしています。

こんなに田舎の夜市はメーホーソン以来かもしれない。過去記事↓

サモサみたいなやつと、フライドチキンの串と、玉子焼きのせごはんを食べます。豚串おでんみたいな店で、行きのバスで一緒だったカップルさんがごはん食べてました。1本1バーツらしい。

出し物のステージがあり、おじさんがギターを弾いたりしていますが観客はおらず、周りで少数民族の子供たちが遊んでいます。のどかです。

ごはんを食べてホテルに戻り本日は終了。長旅で疲れてぐっすりでした。

モーンビレッジのタンブン

サンクラブリーは早朝のタンブン(托鉢)というイベントが盛り上がるということで、せっかくなので少し早起きしてモーンブリッジのほうに向かいます。

朝焼けに照らされる湖、綺麗すぎ。

托鉢用のごはん/お菓子セットが道中いたるところに売られています。要するにお坊さんにこれらを渡して徳を積もうという仏教イベントです。このイベント自体はタイ全土で(バンコクでも)ありますが、これほど大規模なのは珍しいらしい。

アイドルの出待ちのように、貸し衣装の伝統衣装を着た観光客の皆さんが、行列を作ってお坊さんを待ち構えています。

とりあえず朝ごはん。(カオトンムー 50B)

しばらくすると坂の上からオレンジ色の袈裟を着たお坊さんが歩いてきました。

すぐに手の上がいっぱいになり、回収係のおじさんからトラックの荷台に集められます笑 ちょっと面白いw

続いてはスリーパゴダパスへ

ちょっと暑いのが気になりますが、スリーパゴダパスというミャンマー国境に行ってみます。名前の通り3つのパゴダがあります。

ホテルのバイクで郊外に出ます。

田舎道をひたすら走ります。検問はパスポートをチラ見せ。しかし暑い。。

30分ほどで国境の集落が見えてきた。

あっさり国境ゲートw 閉まっているようですが、すぐ隣の駐車場みたいなところがミャンマー。

この門の向こうはミャンマー
3つのパゴダ

近くには簡単なお土産やさんと食堂。というかこのお店、お店の裏手ミャンマーじゃね?扉開いてるし・・・!

扉の奥はミャンマー
驚異的にお酒が安い(表示×4.2くらいで日本円)

免税なのか偽物なのか、お酒がめっちゃ安い。そしてミャンマーお土産の定番、ヒスイの置物なんかもあります。

泰緬鉄道の線路が展示で残っていました。泰緬鉄道は第二次大戦時には、この国境を越えてタイとミャンマーを結んでました。

国境は開いていないようで人はまばら。お昼を食べてサンクラブリーの街に戻ります。いやしかし暑かった…。

帰り途中にちょっと道を外れて、滝を見に行きます。

滝…?

思ったより山道で何か出てこないか怖い…

これは失敗だったかもしれぬ笑

モーンビレッジのお寺へ。

せっかくバイクなので、モーンビレッジの奥にあるお寺へ。ダムに沈んだ村にあったお寺をこちらに建て直ししたらしい。

古くはないけど落ち着いた良いお寺。あまり金ぴかデラデラみたいなよりこれくらい落ち着いたほうが好きです。

ボートツアーへ

ホテルへ戻って休憩後、ダム湖のボートツアーへ。ボートツアー行く気はあまりなかったのですが、1人500Bが300Bでいいよと言われたので乗ってみることに。しかも貸し切り。

穏やかな湖をなかなかのスピードで走ります。

1個目、ダム湖に沈んだお寺。

乾季には水位が下がって中を歩けるらしいです。おっちゃんの英語がめちゃくちゃで「ドライシーズン、ウォーク、ダイ」 (※ダイはタイ語で良いとかCanとか)ちょっとウケた。

2個目、対岸のお寺。

こちらは対岸にボートで乗り付け、少し上ったところにあります。ちょうど後光が差したみたいになって綺麗だった。

3個目、これはほとんど水の下。これも歩けるらしい・・。そんなに何mも水位下がるんでしょうか。

ダム湖で漁をするボートもいてほのぼの雰囲気。1時間ほどで戻ります。

お食事と夕焼け

日が沈む時間。今日もきれいな夕焼けと共に時間は過ぎていきます。日曜なのでタイ人観光客は帰ったのかな?人も少なめ。

橋のたもとのレストランで夕食。

犬も橋を渡っていてかわいい

ホテルに戻ります。明日は帰ります。

バンコクへ帰る

サンクラブリー歩行者天国の横のバンターミナルで待ちます。9時発。

昨日チケットを買っておいたところ、助手席になりました!これはラッキー!

のどかな田舎から都会に帰ってしまいます。サンクラブリーからカンチャナブリーへ。190B。

検問もありました。後ろの人はミャンマーパスポートだった。(結構いろいろ聞かれてた)

3時間ほどでカンチャナブリのバスターミナルへ。だいぶ都会です。

カンチャナブリーのバスターミナルから、バンコクのモチット駅まで別のバスに乗り換え。今度は少し大きめのバス。

大都会に帰ってきました。

今朝までのどかな田舎町にいたのが少し信じられない。サンクラブリー良いところでした。また、いつか行くのかな。
総じて外国人にはほとんど会いませんでした。久々のタイの田舎。まだまだ行きたいところはたくさんありますね。

翌日日本に帰ってきました。またねタイランド。