【タイ】国鉄の観光列車とバスを乗り継ぎ、サンクラブリーまで行ってみた【2024年3月】
こんばんは。
久々の海外旅行ということで、またタイに行ってきました。
今回の目的はサンクラブリーという街に行くこと。サンクラブリーはタイ西部のカンチャナブリ県の最奥にあり、モン族という少数民族が多いところです。
地図だとこちら。
モーンブリッジという世界2番目に長い木造橋で少数民族の村と繋いでるとのこと。写真が綺麗で行ってみたい。
タイ政府観光局のページ
ぷくこさんのブログ
知ったのは、以下のまいばるさんの動画です。きれいな世界!
まいばるさんは訪問手段についてあまり言及されていなかったのですが、自分の車以外だとどうやらカンチャナブリ市内からバスで行くのが一般的な模様。
ただ長時間のバスに乗るだけなのもつまらないので、週末限定のタイ国鉄ナムトック線の観光列車に乗って、そこから交通手段を探しながら行くことにしました!
交通手段の検討
地図を眺めます。
鉄道は、カンチャナブリ市内は通り過ぎ、ナムトックサイヨークという駅まで行きます。その後は地図でも線路はないのでバスなどを調べますが、日本語/英語ではナムトック→カンチャナブリの交通手段は見当たらず。
但しカンチャナブリ→サンクラブリ間は1時間に1本ほどのバスやバン(ロットゥー)があるようなのでその通り道にあたり、途中で乗れそうな気がします。あとは現地で聞くしかないか、ということにしてとりあえず調査は終わり。
事前に鉄道を予約しておきます。これは簡単。タイ国鉄のサイトから1ヶ月前頃から予約可能です。
今回乗る観光列車は土日のみに設定されている日帰りツアー列車なので、往復前提。復路の分は捨てることにします。安いのでダメージはほぼなし。エアコンなしの方が窓が開いて外が見えるので良いです。120バーツ(たしか)
この観光列車、泰緬鉄道という第二次大戦中に作られた路線を走っており、歴史的にも面白いですし景色もかなり良いので、日帰りツアーとしておすすめです!
通年で週末に設定があるので、以前のひまわり列車よりは取りやすいと思います。
以前のひまわり列車
では出発。前半は泰緬鉄道ツアー。
朝06:30フアランポーン駅を発車です。少し早めに行きます。まだ暗い。
フアランポーン駅は発着の電車が少なくなったからか、かわいいSLが展示されていました。
観光列車の乗客は、タイ人8割、残り2割が日本人と欧米人というイメージです。
道中、陽気な車掌のおじさんが色々説明してくれます。タイ語なのでよくわかりませんが、お隣りの人が訳してくれたりしてありがたい。
あとその場で申告しておくとガイヤーン(焼鳥)やガパオライスをあとで貰えるようです。有料。
まずはナコンパトム駅に40分停車して、近くの有名なお寺を見に行きます。屋台で朝ごはんを買ったり。
その後はだんだんと田舎の風景になり山が見えてきます。
アカデミー賞の映画「戦場にかける橋」で有名らしいクウェー川鉄橋でも30分ほど停車します。線路を歩いて渡れます。カンチャナブリ市内から近いのでこの列車の乗客以外に現地にいる観光客もたくさんいました。
ここから次の駅までだけ乗るパッケージツアーみたいなのもある模様。
山が近づくにつれ、デスレイルウェイの名に恥じぬ崖のふちに作られた線路を進みます。
景色が良いところはゆっくり走ってくれ、なかなか良い。車内の皆さんも右に左に移動して写真撮影しています。
11:30頃、ナムトックサイヨークの駅に到着。線路はここまでです。観光列車の人たちは2-3時間の停車。お昼ごはんを食べたり、滝を見たり(ナムトックという名前が滝、というか水が落ちるという意味)してから、復路の鉄道に乗り込み、バンコクに戻っていくことになります。
帰りはカンチャナブリに止まって、泰緬鉄道建設労働者のお墓とか慰霊碑とかが見られるみたい。
サンクラブリ方面へ
車掌さんとお隣さんに復路には乗らないことを伝えます。「ええでー」という軽い感じでした笑
滝の横のツーリストインフォメーションで聞くと、ダイレクトにサンクラブリに行くバスはここには止まらないが、途中のトーンパープームにて乗り換えれば行けるとのこと。ロットゥーではなく大きいバスらしい。
時刻表として手書きの画面を見せてくれた笑 これはカンチャナブリ発車の時間なので、この1時間後くらいにここに止まるらしい。
道路に降りてまずはお昼を食べます。バス停の場所がわからないのでお店のお兄さんに聞くとすぐそこに停まるよーとのこと。気温37℃で大変暑い。
少し探すとこんな看板があったので待ってみます。近くには同じくバス待ちと思われるカップルと女の子が1人。
しばらくすると大きい赤いバスがきました!サンクラブリと書いてあるので大丈夫そう!乗り込みます。運転手さんは「乗り換えやで」的なことを言ってるのでインフォメーションの人が合っていたようです(正直信用半分くらいだった笑)
大きいバスなのに冷房なし。。暑さの中、田舎道を疾走します。途中で少しずつ乗ったり降りたりしますが、立ちの人も。座れて良かった。。
ミャンマー国境の方面なので検問もあり、パスポートチェックされました。
2時間ほど走り、トーンパープームという街に到着。場所はここ。
すぐ目の前のバイタクにサンクラブリのバスはどれ?と聞くと、乗れと言われ5分ほど走ります。??となっているうちに、別のターミナルというか更地に到着。
不安ですが受付のお姉さんに20分後にバンが来ると言われます。暑い中、ファンタを飲んで待ちます。
20分後にバンが到着。サンクラブリ、行けそうです。既に乗ってる人はどこから来たのか謎。。
ダム横のぐねぐね道を1時間ほど走り、サンクラブリーのバス停に到着。
サンクラブリー着けました!もう夕方だ!こんな夕陽が見れました!
移動したのはこんな感じ↓
タクシー→鉄道→バス→バイタク→バンと1日5種類の交通手段を使いました。行き当たりばったりでしたが楽しかったです。
普通に日帰りで観光列車もかなり楽しめると思います。安いしぜひ!