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smashing! ほぐしまくれおれたち

佐久間鬼丸獣医師と喜多村千弦動物看護士が働く佐久間イヌネコ病院。
週末の二階住居。

「アタタ…」
「もうすぐ解れるから。もうちょっとこう…」

珍しく総勢6名が集まった夜。みんなの日頃の疲れを癒やしてやろう。そう思い立ったのは佐久間と結城。佐久間は実家の寺で身につけた僧侶の間で行っていたワットポースタイル(ガチ)。一方の結城は一体何処で覚えたのかは不明だが、柔らかい全身をフルに使った性感(?)でなくてリンパ的マッサージ。佐久間はこれに骨抜きにされたこともあり、二人でそれぞれ二名ずつを担当。リラクゼーションナイトを開催する運びとなりました何やナイトて。
リビングに敷き詰められたバスタオル類。その上に厳かに横たわるのは。

結城「VS」小越。結城にとって流れを知り尽くしたその精悍だが小柄な身体。ものの数分で小越は撃沈。全身突っ伏して動けずに居る小越の表情はまさに「昇天」がふさわしい。

「あいつ、肩と背中だけで落ちたぞおい」

佐久間「VS」エロ魔神喜多村。いきなりの大将戦かと思われたが、連日の激務の疲れがゴールデンフィンガーのヒーリングパワーに耐えきれず即落ち。パンツ一丁で白目を剥き昏倒する喜多村。大丈夫、チソチソは平常運転。
と、ここで伊達は携帯が鳴り一旦離脱。廊下方面で何やら話し込んでいる。時折えちい単語が飛び交うということは職場の人間。伊達の職場は大体そんな感じだ。

「伊達くんあとで二人でやっちゃうとして、次ハルちゃんね」
「おふたりで僕を…ンフフ…身に余る贅沢…」

佐久間と結城は二人がかりで雲母をほぐし始めた。喜多村と似ているとは言え、細身で186cmもあると縦も手足もすっごく長い。SWI●CHのドールですねリアルで。まずは組み体操のように佐久間が緩やかに解し、結城が各所をこねくり回していく。時折小さな声をクッとかウッと漏らすだけで、雲母はどうやらキモチイイのを耐えるタイプらしい。

「…絶対エロヴォイス出させたる。そっち持って鬼丸」
「卓のそういうとこ俺嫌いじゃない」
「だろ?」

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「あ、じゃあそういうことで!月曜頼むね設楽!ちんこ!」(?)

けっこう長々と話し込んでしまった。リラクゼーション、遅くなったけど俺にもやってもらえるかな…少ししょんぼりしながら伊達が足を踏み入れたリビングで、目の当たりにしたものは。

「アッ…♡…そこ…ンン…♡♡…」

やったエロヴォイス出したった。目眩く達成感に結城の目が爛々と光る。結城のすべすべしたピンクの脚に挟まれ、佐久間のぬらぬらしたしなやかな腕に巻かれ、ほぼ半裸の雲母はとんでもなく劣情的な表情を浮かべて二人のマッサージを一身に受けていたのだ。ああ…伊達がえらいこっちゃ。

コンナノ ハジメテ ココハ 桃源郷 デスカ?

「………ボクモ マゼテモラッテ イイデスカ?」
「…ギャアアア伊達お前サイテー!」

もはやペッパー君のごとくカタコトしか発することの出来ない伊達。結城の叫びに我に返り自らの姿を顧みた伊達は、己のチソチソが通常の数倍の角度でイキっているのを茫然と見つめているのだった。




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