音楽とコラボした朗読脚本リスト
以前から、クラシック音楽や童謡とコラボした朗読の脚本を書いています。
コラボと言うと、たいてい朗読のうしろで音楽が流れているものをイメージすることが多いのですが、ちょっと違います。
関連のある曲と曲を、朗読でつないでいくというやり方で物語を作ります。ですので曲もストーリーの一部になっていて、朗読と被せず対等な関係にしてあります。
クラシックや童謡は何度か聞いていると段々味わいが出てきます。とはいえ、短い曲でも知らない曲ばかり続くとやはり眠くなってしまいますよね。作曲者にも意図はあると思いますが、まずは曲を聴いてもらわないと始まりません。ストーリーに乗せて曲をイメージして楽しんでもらえるといいなあと思っています。
上演時間は1時間以内で構成しています。
以下、物語のタイトルと使用する曲のリストです。
動物たちのカーニバル【楽器と朗読】
動物たちに恐れられている王様ライオン。
国の中でいちばん強い王だと豪語する。
まことの強い王様とは?
真実の湖が神判を下す。
*ピアノと朗読で上演歴あり
サン=サーンス作曲:組曲「動物の謝肉祭」
第1曲「序奏と獅子王の行進曲」
第2曲「雌鶏と雄鶏」
第3曲「騾馬」
第4曲「亀」
第5曲「象」
第6曲「カンガルー」
第7曲「水族館」
第8曲「耳の長い登場人物」
第9曲「森の奥のカッコウ」
第⒑曲「大きな鳥籠」
第⒒曲「ピアニスト」
第⒓曲「化石」
第⒔曲「白鳥」
第⒕曲「終曲」
子どもの情景 ーオイゼビウスの記憶ー【ピアノと朗読】
オイゼビウスは娘にせがまれ、妖精と少年の話を語り始めます。
娘はオイゼビウスに、少年は幸せなの?と聞く。
シューマン作曲:「子供の情景」作品15
第1曲「見知らぬ国と人々について」
第2曲「不思議なお話」
第3曲「鬼ごっこ」
第4曲「おねだりする子供」
第5曲「十分に幸せ」
第6曲「重大な出来事」
第7曲「トロイメライ」
第8曲「暖炉のそばで」
第9曲「木馬の騎士」
第⒑曲「むきになって」
第⒒曲「怖がらせ」
第⒓曲「眠りに入る子供」
第⒔曲「詩人は語る」
ライラックの咲く丘【ピアノと朗読】
ロシアを旅する踊り子ナターシャの物語。
白いライラックは、作曲家ラフマニノフの愛した花。
*上演歴あり
ラフマニノフ作曲:ピアノ連弾のための「6つの小品」作品11より
スケルツォ(諧謔曲)
ワルツ
スラヴァ(賛歌)
おやすみ【歌曲と朗読】
岬に立つ灯台は、海や山、動物や村人たちをずっと見守っていました。
厳しい自然の中で移り行く四季と実りと子どもたちの物語。
中田喜直 作曲:六つの子供の歌
第1曲「うばぐるま」作詞:西條八十
第2曲「鳥」作詞:小川未明
第3曲「風の子供」作詞:竹久夢二
第4曲「たあんき ぽーんき」作詞:山村暮鳥
第5曲「ねむの木」作詞:野口雨情
第6曲「おやすみ」作詞:三木露風
故郷《ふるさと》の道【童謡と朗読】
大正時代、色々な児童雑誌が創刊されます。
そんな時代を生きた男の子、正一のお話。
第1話 かなりや
「赤い鳥小鳥」作詞:北原白秋 作曲:成田為三
「りす りす こりす」作詞:北原白秋 作曲:成田為三
「かなりや」作詞:西條八十 作曲:成田為三
「ゆりかごのうた」作詞:北原白秋 作曲:草川信
第2話 あめふり
「あめふり」作詞:北原白秋 作曲:中山晋平
「かえろかえろと」作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰
「あめんぼの歌」作詞:北原白秋
「あのまちこのまち」作詞:野口雨情 作曲:中山晋平
「夕焼け小焼け」作詞:中村 雨紅 作曲:草川 信
第3話 学芸会
「待ちぼうけ」作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰
「兎のダンス」作詞:野口雨情 作詞:中山晋平
「あわて床屋」作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰
「俵はごろごろ」作詞:野口雨情 作曲:本居長世
第4話 この道
「叱られて」作詞:清水かつら 作曲:弘田 龍太郎
「からたちの花」作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰
「赤とんぼ」作詞:三木露風 作曲:山田耕筰
「この道」作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰
精霊と旅人【オペラ/歌曲とバレエと一人芝居】
エリックは、どこからともなく名前を呼ばれると、その女の名前と人生がわかってしまう能力がある。その女が死んでしまうのがわかったとき、精霊が見える。
エリックは、自分が壊れてしまう事を恐れ、ヨーロッパ各地放浪の旅を続ける。
*上演歴あり
歌曲『5つの小さな歌曲』より「ひどい天気」
オペラ『マノン』より「さようなら、私たちの小さなテーブル」
バレエ『シルビア』より シルビアのヴァリエーション
オペラ『セルセ』より「樹木の陰で」
オペラ『道化師』より「大空を晴れやかに」
バレエ『ジゼル』第1幕より ジゼルのヴァリエーション
ピアノ ラヴェル『鏡』より「鐘の谷」
オペラ『夢遊病の女』より「親しい友人よ」
オペラ『ラクメ』より「ジャスミンとバラ」
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