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2024年の目標の中間レビュー

今日は6月1日だ。2024年も5ヶ月が過ぎた。

毎年、年初に1年の目標をレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドも少し使って、レゴ🄬ブロックでつくっている。
年末にそのモデルを見ながら振り返りをしているのだが、1年後は長いので、今年は今日で中間的に振り返りをしてみることにした。

※実は、今日で半年になると思いこんでおり、このNoteを書いている途中で5ヶ月だと気づいたものの、1ヶ月寝かせておくのもなんだかなぁと思ったので投稿しています(苦笑)。

さて、今回の振り返りの対象となる目標モデルは以下のNoteにまとめている。

モデル全体を以下のように区切って記事を書いていたので、それに沿って振り返りをしてみたいと思う。

①私のパーパスエリア
②コミュニティ活動エリア
③研究エリア
④開発エリア
⑤プライベートエリア
⑥余白エリア

2024年のモデルとサブ・カテゴリー

①私のパーパスについて

人々が成長し幸せになることができるように、私がこれまで学んできたこと、これから学んでいくことを組み合わせてこの「仕組み」をつくることが私のパーパスなのです

Note「2024年の目標をレゴ🄬ブロックで表現してみる」より

 ”人々が成長し幸せになることができる「仕組み」づくり”については、①社会人向けと②大学生向けの2つを現在、開発しながら走らせているところだ。
 社会人向けはおよそ3か月、大学生向けは9カ月ぐらい(4月~12月)で走らせるプログラムで、どのような効果や結果になるのかはまだ先だが、パーパスに向けて走ることはできているといえる。ここから、息切れせず、この2つを最後まで走り抜けられるようにすることが課題といえる。

②コミュニティ活動について

 ここは主にレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドのファシリテーターのコミュニティのことを念頭に作っている。より具体的には、海外から、国内から、私がこれはいいなと思った情報をコミュニティに投げ込んで共有し、そこから価値を生むことを目標としていた。
 これも、今のところ順調にできている。主なところでは、
 ・「得る🄬英語」(2月)
 ・「第3のイノベーション」(3月)
 ・「リフレクションカード&LSP」(3月)
 ・「Point of You & LSP」(5月)
について、コミュニティで勉強会の企画を立てて行ってきた。ここまでは十分、目標通りに過ごせていると評価してよいだろう。

 一方で、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドのファシリテーターのコミュニティについては良いのだが、それ以外のコミュニティはどうなのだろうか。例えば、私の職場のコミュニティ(教員)や外部で理事として関わっているNPO、所属する学会にもコミュニティ的要素がある。これらについては、何もしていないわけではないが、相対的に見てまだまだお役に立てていない。自分の限界を超えない程度にお役に立てる量を増やしていければと感じている。

③研究について

 このNoteの更新のほとんどは研究を意識して書いている。特にここまでは、

 ・ユーリア・エンゲストローム『拡張による学習』
 ・デイビッド・コフラン他『実践アクション・リサーチ』
 ・ジョン・デューイ『経験としての芸術』
 ・濱口秀司『SHIFT:イノベーションの作法』
 ・ジョージ・レイコフ他『肉中の哲学』
 ・ビル・トルバート他『行動探求』

などの著作とレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドとの関係を整理し研究Noteを書いてきた。
 ただ、このような考察を書きおろしていくことは、昨年もできていたことで、今年はそれらをさらに整理して論文へと結晶化させるということ、学会などにも参加して学術界の最新の議論を吸収していくことも加えるということだったので、その点については、全く手が回っていない(Noteを書いて力尽きている?)というのが正直なところである。
 比較的時間が取れる夏に向けて立て直しを図りたい。

④開発について

 これについては、「私のパーパス」でも書いたとおり、①社会人向け、②大学生向けのプログラムが進行中である。また、③小学生向けも実はあるのだが投入する先の小学校が開学したばかりで現場がバタバタしているようなので落ち着くのを待っている感じではある。

 2024年の目標モデルで表現した中では、楽しさを失わず、コラボレーションを大事にしながら進めることができている。一方で、もう一つの要素、つまり新たなプログラムの開発の声がかかったり、新たな開発資金を呼び込むことは実現していない

⑤プライベートについて

 睡眠時間はなんとか確保できており、気分転換を超えるぐらい最近はゲーム時間も確保できている。家庭については、こどもたちに対して常に愛情を忘れず、平穏な時間が過ごせるように配慮できていると思う。趣味としてのレゴ🄬を作る時間はそれほど取れていないので、その時間をもっと確保したい。

⑥余白について

 この5カ月間で、ずっと先につながっていく取り組みのアイデアとして出てきたものは次の通りである。

・『学習する組織』をベースにしたレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドの組織開発プログラムの開発
・テーブルトークRPGのレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドへの応用(プレイ部分をもっと楽しく実りあるものに!)
・「第3のイノベーション」をベースとしたレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドの独自展開プログラムの開発
・Point of Youとレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドとのコラボレーションの研究
・大学生向けのビジネス開発教育の体系の見直し(1年生向け入門授業の立ち上げ)

 まず、余白についてリストアップできるぐらい語ることがあるということ自体はとても良いことだと感じている。
 もちろんこのアイデアのすべてを実行していくわけではない(しなければならないものもある)が、こうした狙いをもちながら日々を送っていくことで、いろいろなものごとに気付くことが増えるに違いない。

中間振り返りを終えて

 私は目標づくりとは別に、毎月「3Dセルフ・インタビュー」として現在の状況をレビューしている。そちらでは4~5月に少し暗闇をさまようような表現が出てきたこともあり、2024年は全く上手く行っていないような印象を持っていた。
 今回、5ヶ月間で振り返ると異なる評価が出てきたことで、すいぶん気持ちも軽くなった。複数の視点で自分を見ることは大切なことだと改めて感じた。

 また、目標モデルは自宅の玄関に飾り、家を出ていくタイミングで頻繁に見ていたが、改めて振り返りをすることでモデルをどう見るかについても考えさせられた。
 特に大事な「私のパーパス」の部分は表裏の両面に表現があって、ある角度から見ると逆側が見えていない状態になる。そこで、モデルを飾る方向を逆にしてみるとずいぶん見え方が変わった。

変更前
変更後

 変更後の飾り方をすると目玉のパーツが目立つようになった。

 特にモデル中央奥の3つの白の目玉は、いろいろな活動が連動するように気を配ることの大切さを強調している。今年の残りの時間の充実のために必要なことを語りかけてくる。

 また、黄色い右の目玉は、このNoteを中心とした研究活動を見る外部の目である。Noteでは自分の考えたことの忘備録としての性格が強い文章を書いてきているが、もう少し読み手に何か与えるような内容も含めることを意識していかねばならない。

 中央手前は「私のパーパス」ではあるが、変更後では花(成長のメタファー)に向けて登っている人々の目が見えている。これからは、開発したプログラムを受けている人の一人一人の様子をよく観察しながら、ブラッシュアップにつなげていきたいと思う。

 この目玉の意味をかみしめながら、6月以降をすごしていきたい。

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