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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドで自分の価値観を掘り起こすワーク

佐宗邦威氏が最近出された『経営理念2.0』という本を読んでいて、「こだわりキャンパス」というワークを紹介していた。

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「こだわりキャンパス」は組織の構成員が大事にしているバリューを掘り起こすためのワークである。

自分たちがしてきたプロジェクトや製品、サービスに関する写真をなるべくたくさん集め、それを「美しいもの」「美しくないがよいもの」「美しくもよくも無いもの」に分類して、そこから組織のバリューを掘り起こすというものである。

このワークの前提としては、自分たちが過去にさまざまなプロジェクトや製品やサービスにふれてきた経験を持っているということがある。

逆に考えれば、参加者にそのような経験がなければ、このワークをするのは難しいかもしれない。

そこで代わりにレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを使って考えるための材料をだしてもらうことが考えられる。

材料出しの問いの例としては、
・未知の生き物つくる
・ダック(定番の6ピースでつくる、あひるのセットがある)をつくる
・ギネスに登録されるような車をつくる
・100年後の今にはないビジネスをつくる
などが考えられる。
多様な特徴を持つモデルがたくさん出されるような問いとするのがポイントだ。

これらを見ながら「こだわりキャンパス」と同じように文類のための境界線を引いた上でランドスケープをしていき、その配置になる理由を言語化することで参加者達が組織の価値観を掘り起こす。

このとき、どこに置くかで意見が分かれた場合のファシリテーションは、それぞれの意見の裏にある考えを参加者にしっかりだしてもらうようにするなど、丁寧に進める必要がありそうだ。

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