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#システム思考教育

レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドで作った社会システムモデルの文章化

レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドで作った社会システムモデルの文章化

システム・モデルを文章に落とす

 レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを使ったワークのアウトプットとしてできた社会システムのモデルの文章化に学生と挑戦していきたいと考えている。

 ちょうどこの記事のタイトル画像にもなっているのが、社会システムのモデルである。現代の日本社会の理解にとって重要な事象を「うまく行っている側面」と「問題が噴き出しつつある側面」でモデル化し、チューブのパーツ(これもLEG

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ゼミナールでのレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したワーク(2023年4月29日)のふりかえりメモ

ゼミナールでのレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したワーク(2023年4月29日)のふりかえりメモ

 2023年度のゼミナール履修者(2・3・4年生)を集め、合同でレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを使ったワーク(午前120分、午後250分)を実施した。

 大きなテーマとしては「自分と社会の関係を考える」とした。

おおよその流れ

<午前 120分>
 ・レゴ®︎シリアスプレイ®︎のワークの基本的な進め方の確認(基礎演習)
 ・「私らしさ」についてモデルで表現する
 ・他の人の「あなたらしさ

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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したゼミナール2022~2・3年生合同WS その3

レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したゼミナール2022~2・3年生合同WS その3

 前回の記事では午前中のワークを紹介しました。
 ここからは午後の時間帯についてです。

良いところと悪いところの関係性を探る 午後はそれぞれ作ってもらった現代社会の良いところ、悪いところの関係性を探ってもらいます。
 社会学者の大家であるロバート・K・マートンは、私たちが社会問題を考える際に、経験と理論を交錯させながら理解の深化を目指す姿勢と、「意図した行為の意図せざる結果」に目を向けることの重

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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したゼミナール2022~2・3年生合同WS その2

レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したゼミナール2022~2・3年生合同WS その2

 前回の記事では導入とウォーミング・アップの話だけで終わってしまいました。
ここからはメイン・ワークの話になります。

自分が伸ばしたい特性を表現する メイン・ワークの第一歩は自分についての表現です。今回のワークのテーマは「世界をより広く多角的に感じ、私たちの活動の方向性をみつけよう」でしたので、まずは「私たち」の「私」の部分を意識しておきます。

 「私」は何をしたいのだろう?ということで悩む人

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