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上手い知ったかぶりの方法

 あなたはよく知ったかぶりをする人だろうか?知ったかぶりするには同調、質問、逆質問が効果的である。
 少し話は変わるが会話のコツとして同調、質問、自分のことを話すという三つがある。会話は感情の交換であるから同調することによって相手の感情を肯定して、質問で相手の話に興味があることを示し、自分はこうであるという意見を述べることで感情をすり合わせるのである。
 これは知ったかぶりに応用できる。
 基本は同調である。相手に同調して話させて話のペースを相手に取らせるという風にすると良い、話のペースを取ってもらって「あ~」「いいね」「う~ん」「ええ!」「おぉ~」などあいうえおで話のペースを円滑にするといいだろう、あとは普通の会話と同じで質問を気になったところは挟むといったふうにするといい、では相手から質問された場合はどうすべきだろうか、この場合は逆質問という方法をとるといい、質問に「あなたはどう思うんですか」という風に質問を質問で返せば何とかなる。しかしこれにも限界がある。そのうちにあなたが実際は知ったかぶりした物事について知らないと疑われかねない、そんなときはジャンルに共通する話題というのを使うといい。
 あるジャンルには共通の話題がある。漫画だったらキャラクター人気投票は切っても切り離せない、特に少年漫画でメジャーなものは必ずと言っていいほどキャラクター人気投票がある。もし人気投票のことを口に出した後に実は相手が話している漫画がキャラクター人気投票がないような漫画だった場合、他の漫画と間違えたと言えばいいのである。間違えたならしょうがないとそれ以上追求しない場合がほとんどである。
 断片情報があるならその断片情報から話を広げるという方法もある。
 その断片情報についての一般論を語るのである。
 例えば主人公が鉄でできた身体を持っていると知っているとする。
 「鉄でできてたら錆が出ないのかな」とか「鉄でできてたら絶対殴られても痛くないじゃん」など一般的な話をしてストーリーに触れないという方法をとれば話に乗せたもん勝ちでストーリーや世界観などの話を避けることができるのである。

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