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タンボールの山を見ないフリして子どもに寄り添った4ヶ月

「あ〜、まだ片付けが終わってない。引っ越してから4ヶ月も経ってるのに」

なんて俺はダメなんだ〜と続きそうな夫の嘆き。昨日も何かの拍子にそんな呟きが漏れてきました。

そうだよねー。ダメだね、うちら。と同調するのは簡単。以前の私なら、兼業主婦の私がなんとかしなきゃいけないのにって、自分責めしていたところです。

でも!声を大にして言いたい!

私たちは目には見えないけど、引っ越してから今日まで何もしてなかったなんて嘘。ちゃんと達成できたことがあるって。

心が痛かった3ヶ月前

泣いている長男を見て、親の私たちも泣きそうでした。
ハグをして、思いを受け止めることしかできませんでした。

上記noteより

転校初日、大好きなキャンベラと別れて新しい環境に入った長男の涙。親も周りの家族も心がキュ〜っと苦しくなりました。

大人でも不安だし慣れるまでに時間がかかる。子どもは柔軟とはいえ、世界の全てだった学校や友達と離れて、全く知らない人たちの中に入るって勇気のいることですよね。


子どもに寄り添うためにやったこと

変化しない

・ネット環境をできる限りキープ。
・転校前の友達とできるだけ繋がれるようにした。

そのために毎週末、ネットのある義両親の家に通いました。車で片道25分。

キャンベラに旅行にも行きました。幼馴染の誕生日パーティーにも片道3時間かけて出席。お父さん、頑張った。

根を張る

・学校の行き帰りにカフェに寄る。行きつけのカフェができる。
・近所の本屋さんに通う。

店長のメアリーさんは名前を覚えてくれて、いつも大きな笑顔で迎えてくれます。私にとっても居心地のいい場所。

ここでの楽しみを作る

・近所の公園
・本は好きなだけ買う
・自転車で学校に通う(それが楽しみ)
・新しい友達とのプレイデート

新しいホームタウンになった

物置部屋は4ヶ月経った今でも、山のように荷物が積み上げられたままです。

でも、「帰りたい、帰りたい」と泣いていた子どもたちが、今では新しい場所の生活を楽しんでいる。それはやっぱり、子どもたちの心の安定を第一に考えた結果だと自負しています。

あともう一つ。

子ども中心とはいえ、親も頑張らない

とにかく手抜き、息抜き。ハードルをとにかく下げて、一日の終わりを無事に迎えられたらOK。生きてるだけでOK。一緒にいられるだけでラッキーと、自分に言い聞かせてました。

そんなこんなで4ヶ月。

ネットも通じて、ようやく始動できそうです。

おしまい

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