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ジェネラリストのキャリア相談室

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キャリアや働き方に迷ったときに読むと、自分がこれでいいって認められるようになるメッセージを集めました。わたしみたいに、好奇心旺盛でいろいろ手を出すジェネラリスト(ゼネラリスト)で…
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#エッセイ

心のシャッターを閉じる前に

先日、ひらやまさんのこの記事を読んだ。 よく笑うひらやまさんは、人に「何故笑うのか」と言われてとても傷付いた経験がおありだそうだ。 この文章を読んで自分が若かりし頃の苦い思い出が一瞬甦った。 ハタチ。身も心もまだまだ大人になりきれず不安定な状態。私は高卒で働き出して2年目。ある名の知れた大手アパレルブランドの直営店で働いていた。 80年代のアパレル全盛期。バブルに浮き足立つ日本経済。面白いようにモノが売れ、私自身は仕事がとても楽しくなってきて乗りに乗っている頃だった。

「どんな仕事」をするかより、「どう仕事」をするか。

会社員を辞めて、5か月が過ぎました。 ここ数日、ようやく「働くこと」という言葉の周りにあった霧が、少しずつ晴れてきたような気がしたので、その過程を残しておこうと思います。 わたしはTwitterの肩書きに「ゆるフリーランス」なんて書いてあるけれど、人がイメージする、いわゆる「フリーランス」とはちょっと違う感じで生きています。 そもそも、フリーランスと名乗っているのは、ただ単純に「一つの企業に属して安定してお給料をいただいている状態ではない」という”記号”として分かりやすい

興味のあることはすべてやってみる。必ずいつか自分の生き方がみつかる。

いまわたしはオンライン英会話スクールを開くための準備を進めているのだけど、スクールを開こうと思うに至るまでには6年ほどの年月がかかった。 20代の頃から「何かがしたい」「何か自分が心から楽しめることをしたい」「好きなことを仕事にしたい」と思うようになった。 じゃあわたしは何がしたいんだろう?と考えて、紙に書き出してみたり、友人と話し合ってみたりして、好きなことを並べてみた。 その中から、できそうなことを片っ端からやってみた。 けれどいまいちどれもしっくりこなかった。思

好きを仕事にって言うけど結局どういうことなのか

ハッとする言葉に出会った。 全くその通りだと思ってしまった。 わたしは書店でアルバイトしたことがある。 仕事は本当に楽しかったし、心の底から経験できてよかったと思っている。しかしこれを本業にしていきたいかと言われるとちがう。 なぜならわたしが好きなのは、本のお会計をすることでもなく、在庫を並べることでもなく 『本を読むこと』だから。 もう1つ例をあげたい。 わたしはカフェで正社員として お仕事をしたことがある。 完全に好きを仕事にできたと 思っていたんだけれど

「好き」よりも「ついやってしまう」「やらずにいられない」が才能のヒント

「好き」だからやるよりも、理由なく無意識で「ついついやってしまう」「やらずにいられない」事に才能のヒントがあるんじゃないでしょうか。 ふとそんな事を考えました。 「好き」と聞かれると素直に「好き」と言えない自分に文章やTwitterの才能があるとは思いませんが、周囲からよく褒められます。最近「書く事は好きですか?」と聞かれて、その度に言葉に詰まってしまい、驚かれます。 聞いて下さる方は「好きだからTwitterやnoteを書いている」と思ってもらえているようです。 自分の