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キャリアって何ですか?ーゴールのない問って面白いー

皆さん、こんにちは!産業保健師のきりんです🦒
春ですね🌸
いや。初夏ですね。(書き始めたのが、3月で気が付いたら5月でした)
新しい年度の始めで、区切りの季節、始まりの季節と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今年の始まり、産業保健のセッション(COEDOH)にて、キャリアを振り返る機会を頂いたとともに、今後自分が職業人としてどんな風に突き進んでいくのか?
を考えさせられました。

今回は、”業務”としての軌跡ではなく”自分自身”の軌跡について、セッションで学んだ事、その後自分なりに考えたことを交えながら現在の立ち位置や今後向かう道についてツラツラと書き綴ろうと思います。
「産業看護職のキャリアってなんでしょ?」
「そもそも、キャリアって何なのYO?」
皆さんにも、そんな疑問が沸きあがる瞬間ってありますよね。

発信することが何に繋がるのかは分かりませんが、今回もどこかの誰かの役に立ったらヨシッ🦒(幸)
ならなくっても自分の為になったらヨシッ🦒(幸)
さ、始めましょう。

1.キャリアって何ですの?

①言葉を知るって、面白い

取り合えず、疑問を持ったら”定義”と”歴史”を学べってどこかの誰かが言っていた気がします。
早速、キャリアの定義を調べてみました。(書き始めてから調べる🦒)

唐突ですが。
『キャリア』ってcareerとcarrierがあって、今日話したいのは”career”です。
これも言葉の意味に立ち返って、
「あ。そっか、自分が話しているつもりの”キャリア”は別の意味で捉えられてしまう可能性もあるのね🦒」
なぁんて気が付いちゃったりして。
(いきなり脱線)

気を取り直して、英辞郎 on the WEBに”career”って何って聞いてみた。👇

【名】
1.〔一生の仕事とする〕職業、専門的職業
2.経歴、職歴、キャリア
3.経路、通り道
4.全速力、疾走
【自動】
疾走する、全力で突き進む
形】
〔一生の〕職業の、専門職の

英辞郎 on the WEB ”career

全速力、疾走🦒!ほーう。
何だか勝手にしっくり。
名詞としての”キャリア”以外に言語表現として、何かないかな…💻
とネットサーフィンをしていたら、
なんと、いつも大変お世話になっております「厚生労働省」さん!

*「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」、「発展」さらには、「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念として捉えられる。
*「キャリア形成」とは、このような「キャリア」の概念を前提として、個人が職業能力を作り上げていくこと、すなわち、「関連した職務経験の連鎖を通して職業能力を形成していくこと」と捉えることが適当と考えられる。

厚生労働省発表 平成14年7月31日
「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書要旨 1. キャリア形成の意義より引用

何だか、厚生労働省さんにに表現して貰うと、翻訳が必要な感じ…
(要するに小難しいwww)
🦒なりの解釈は
『自分の経験が持続的・継続的に蓄積し連鎖して構築されていくもの』
よく言われている【軌跡】という感覚なのかな…。
でも、なんかちょっと堅苦しいので、

もうちょっとソフトな表現はねぇが?(なまはげ風)と漁る🦒…
キャリ.…キャリア.…💻
(ネットサーフィンおりゃ)

おおお!今度は「文部科学省」さん!
そ、そうか.…
教育や成長。
こちら管轄になるのも納得…!(勝手な納得)

教育を受けていた側としてはあまり意識していなかったのですが(あたり前体操)
教育を受けさせる側には目的や
そうですよね.…ありますよね。”ねらい”

人は、他者や社会とのかかわりの中で、職業人,家庭人,地域社会の一員等、様々な役割を 担いながら生きている。
これらの役割は、生涯という時間的な流れの中で変化しつつ積み重なり、つながっていくものである。
また、このような役割の中には、所属する集団や組織から与 えられたものや日常生活の中で特に意識せず習慣的に行っているものもあるが、人はこれらを 含めた様々な役割の関係や価値を自ら判断し、取捨選択や創造を重ねながら取り組んでいる。  
人は、このような自分の役割を果たして活動すること、つまり「働くこと」を通して、人や 社会にかかわることになり、そのかかわり方の違いが「自分らしい生き方」となっていくものである。  
このように、人が、生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分と役割 との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが、「キャリア」の意味するところである。

中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」
(平成23年1月31日)

何だろう、ぐっときた。
🦒の心に「ピタリ」
職業人のみならず、様々なコミュニティでの役割を果たしていく中で、自分の役割や価値を積み重ねてきた結果…

様々な自分を取り巻く環境からの経験で”私”が構成されている。
もはや、”キャリア”って”私”そのものなのかも。
調べてみるって面白い発見に溢れていますね。(しみじみ)

➁根を深く、広く。幹はグングン上へ伸び、キャリアの木を育む。

さて、キャリア教育という言葉…。
恥ずかしながら初めて聞いた!
(じゃないかもしれないけれど、意識したのは初めて!)
今後、自分が成長していくにあたり、必要な能力や、ヒントが隠れていそう…。
後述する、「成人発達理論」からあるように、我々人間は生涯にわたって成長発達し続ける存在なので、きっと大人になっても、これから先自分の成長のためには必要な物なのだろうなと…

大人になった私達は、誰かに”教わる””導いて貰う”が中心ではなく、自分で自分に教えたり、自分を導いたりしながらキャリアを築いていく。
(誰かにSOSを出すにもまずは”自分がどう考えているのか?”を明確にしておくと、より学びが深まったという経験、皆さんにもあると思います)

では、自分を育てるために、キャリア教育ではどんな成長を仕込んでいるのか、ちょっとだけ見てみましょう。

分かりやすくまとまった資料があったので、チョキチョキ(引用)

生徒指導とキャリア教育(兵庫教育大学公式HPより引用)

『キャリア教育とは何か』(文部科学省)
上記リンク先に細かく(&分かりやすい)記載があるので、キャリア教育について、自分なりに理解したいな、それって何?という方は是非覗いてみてはいかがでしょう?

さて、上記図に戻ります。
何か全体的に見た事あるようなないような…。
そ、そうだ.…!
よくよく大切にしている
”リテラシー”!とか、人材開発的な事を学ぶ時に、似たようなの見た!

(皆さんも、何かと”ヘルスリテラシー”って言葉使ってません?)

”リテラシー”…。教育…。なんだが迷子の点が少しづつ繋がって来たぞ…。

キャリアの教育…🤔
大人が学ぶって事って何だろう。
(脳内リピート)

誰かに指導されるでもなく、一律に教室で講義を受けるでもなく。
個々人、それぞれ学んでいる。
(勿論、学び直しで大学や大学院で教育を受けることもあるかもしれませんが、大学でも大学院でも自分で考え学んで行くような点は、義務教育とは差があるように思います。)

学びが、キャリアに繋がる時。
それってどんな像を描くのかな…

最近私の中でのホットなワード
”ポータブルスキル”(どこに行っても通用する力:🦒解釈)も脳内を駆け巡る…。

何だか、ちょっと繋がって来たぞ
(勝手に何でも繋げるのが癖な🦒…)
そんなことを考えながらネットサーフィンをしていたら、ビビッと来る図が!👇👇

あなたのスキルは持ち出せる?ポータブルスキルを知ろう
(未来志向読書会in東京HPより引用)

私はキリンなので、これが”木”に見えるのです。
自分のスタンスが”根っこ”
ポータブルスキルが”幹”
リテラシーは”枝”
テクニカルスキルは”葉っぱ”
どうです?
サバンナのオアシスに生える🌴ヤシの木🌴
に見えてきませんか?

スタンスが成長するにつれて広がりを持つことで、その上のスキルも広がり、ピラミッド(木)全体が大きくなってくる…🤔
一回り大きい自分になるのかもしれません。
根が広く深く張ることで、幹も太く高く、枝葉も大きく広がって行くという所と繋がっていくのがイメージできるのではないでしょうか?

③私たちは、なぜ学ぶのか?そこに人生って山があるから🦒…?

早速脱線しましたが、文部科学省の「キャリア教育」について思いを巡らしてみる中で。
”なぜ学ぶのか?”について考えてみました。

皆さんは、なぜ学ぶのでしょうか?
これ、どこかでセッションしたなぁ…。

あ、私ですか?
私は、嗅覚の赴くままに深堀しているという感じでしょうか。
「アイデンティティのステージアップ」の為という感じ?
⇒「自分が自分の人生を生き抜くための土台を固めて幹を伸ばしていくイメージ」
嗅覚が枝葉かな。
学びには終わりがありませんし、1つ学ぶと10個位疑問が沸いてきて、脳内がもっと忙しくなるような。
疑問を突き詰めて行くと、次の課題が山のようにそうびえる。
そこを登ると、もっと険しい山が広がる。
山の先に見える山なので、脈々と繋がっている。

ま、そうは言っても学びと経験が良い感じにマッチすることは、働いている中ではあんまりないかもしれません。
(ここで仕事上、指示されてやる勉強は、自分で選択した学びとはちょっと分けて考えてみています。勿論、マッチすることもあるとは思いますが…)

そういう時に、私は”キャリア迷子だなぁ(悩む)”と思う事が多いのではないのでしょうか?

でも、”偶キャリ”って言葉があるように。
意外と迷子は迷子でヨシッなのかもしれないとも思うのです。
※”偶キャリ”⇒Planned Happenstance Theory (John D. Krumboltz)

「Connecting The Dots(点と点をつなぐ)」
一見バラバラの「点」が繋がって、運命的に今の自分がある、信じてやってみな。
(ってスティーブ・ジョブズも言ってたでしょ。)

偶然でも必然でも、出会って心が躍ればやってみればヨシ!
やってみて、違ったら引き返したらヨシッ!
伸びてみるのも、ちょっと風にあおられてみるのも、寄り道してもヨシッ。
キャリアの”木”を育んでいるって思えば、迷子だなんて忘れちゃうわ。

🦒心の声

ーおまけー(最近の🦒図書館)

リベラルアーツについて🦒を沼化させた1冊を置いて置きます。
キャリア迷子の土台建築にヨシ!(考え考え、味わう1冊)
👇最近、3回位繰り返して読んでいる🦒BEST積読(おい!)

あと、"学ぶ"って事についても思いを巡らしたくなった時の入門書も👇

キャリアについて迷子になる時って、学ぶって何だっけ?
に立ち戻る時なのかな。
と🦒は迷子になりながら思うのです。
そして、自分探しも同時にしているのかもしれません。

③キャリアアンカー*軸があってもヨシ。なくてもヨシ*


さて、いつも脱線ばっかりですが、土台の話、なぜ学ぶのか?

土台の中には、自分の価値観(自己理解の1つにもなるかもしれません)を知る・俯瞰するというのがあるかと思います。
自己理解とか研修で良く使われる、
”ジョハリの窓”👇

ジョハリの窓

ここの”盲点”や”未知”については誰かと壁打ちセッションをするのが良いのかな.…と思っています。

自分の価値観を自分自身で知る。
ツールを用いて、フレームを確認してみるという時に、
”キャリアアンカー診断”
も1つ使えるかもしれません。

キャリアのアンカー(軸になるもの)

ちなみに🦒は”奉仕・社会貢献 (SV: Service / Dedication to a Course)
でした。
正直な所”保障・安定 (SE: Security / Stability)”も出そうだったので、ちょっと意外な結果だったかも、、、いやそうでもないか…
いや、混合的なのもあるだろうし、フレームに入れ込むのではなくって、構成要素の割合の強さなのかな.…🤔
もし、ご興味あれば!

ただ、個人的にはここで出てくるアンカーに捕らわれなくても良いと思う部分もあり。
自分の軸は自分で言語化して初めて自分の物になると思うのです。
カテゴリーに勝手に分けられて、安心するというか。自分に色んな意味でのレッテルを貼ってしまうと、苦しくなる時が来ちゃうかもしれません。
(🦒もたまに、勝手に自分の首を自分で締めます…)
だから、一般的なカテゴリーや、自分はこんな人なんだって思い込まずに、度々、”今自分ってどうなんだっけ?”って振り返って思いを巡らしてみても良いかもしれません。
そして、一生成長し続ける自分は、様々な経験と共に

”●●な私”って良くも悪くも私自身を裏切ってくれるくれるものだな(苦笑)というくらいに楽しんじゃっても”ヨシッ”のではないでしょうか?

🦒心の声

ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)なんていうのも厚生労働省のHPにもありましたので、良かったら参考までに🦒…。
自分のスキルがちょっと形になって見えるカモ。
(厚生労働省って”人材開発”もやってるんだ!って今更知っちゃった)

人生100年時代。
ずっと成長し続けるって夢がてんこ盛りですね!🦒♪

2.成長と向き合う

①何となく感じている”勘”

さて、何が前置きか分かりませんが、本題に少し…(いや、もはや終盤か?)
自分自身の最近の成長について考えてみました。
前回のnoteでは実務に翻弄する自分について書きましたが、今年に入って実務を織りなす”私自身の成長”について考える機会が増え、当時駆け回っていた場所と少しも違う場所を今は駆け回っています。
そこに至るまでのプロセス編です。

🦒「基本となる知識はおおよそ整ってきた。」
(どこを調べれば答えがあるのか何となく枠組みが分かって来た)

困った時、課題の分離は出来ているかな?とか、他の視点から見たらどうかしら?対話は出来ているか?(脳内にナラティブアプローチ*をかすめながら)
立ち止まり.…色んな視点に立ってみて
その時の最善の選択って何かしら?
前に進むがヨシッ?
留まるがヨシッ?
実は戻るがヨシッ?
と考える機会が増えて来た。
(以前は、立ち止まって考える前に条件反射しちゃってた🦒)

そんな時に次に私が向かうべき、”一歩先”って何だろう?
人間としてもう一歩成長したい!
と思うように🦒…。

*ナラティブアプローチの解釈で気に入ったもの
「どう相手を捉える私の物語を対話に向けて行くか」を主軸にする。
(下記書籍より引用)

そんな中で、”もう一歩先って何だろう”について、モヤモヤしながら考え考え時は過ぎ…
様々な人との出会い(産業保健職のみならず、会社で語り合う人々)と対話の中で思考の深さや言葉の深さ厚みに触れたにより、

🦒この”深み/厚み”私には足りないない気がする。
それが獲得できれば、もう一歩先に行けるかも!


良く分からないけど”感ずる”勘。
ビビッとくる。”野生の勘”


でも、どんな風に鍛えたら、”深み/厚み”が増すのかな。
と悩む🦒。

なんとなく、つかめそうでつかめないモヤモヤを抱えていた時に、
某産業医の先生からお勧めされた積読が目に入ってきました。
(お!!これは偶然!という名の必然!まさにPlanned Happenstance Theory!)
積読は、偶然を必然にする(多分)”偶キャリ”ヨシッ!

この本です👇

この本に出合ったのは。
「ラインケアの真髄を知りたい」という気持ちをtweetした際、某スーパー産業医の先生にお勧めして頂いたのです。
さ、さすが先生!&Twitter!🦒✨

そもそも「ライン」を”知りたい”と思ったのは、何だっけ?と思い返してみる🦒
そうそう、管理職の方と連携する機会が個別案件でも集団へのアプローチでも増えてきた時、
どんな仕事をしている集団(部門)なのかは凡そ分かってはいたものの、
🦒「管理職って共通したスキルとか、視界ってあるのかな?言葉に出来ないけど、何か共通して感じる雰囲気がある気がするんだな…言語化できないかな…そして、協働する相手をもっと知りたい!(興味!)」と思ったのが始まりでした。
紹介頂いた本を読み進める中で”成人発達理論”の存在を知り、もう一回り高い山の山頂に到達するために自分が次に起こす行動について、ヒントを得たのです。

そう!それが、なんとなく成長するの必要かなと感じていた”独特の深み/厚み”に若干近しい感じだった…。(後からハッとした)

ココに登れたら何かが変わるかも。
見える景色がもう一歩変わるかも。

ん?"見える景色"?
そ、そうか、それを高める…。
何だかいつしか読んだ本に書いてあったな。
「遠くの景色を見るために‥‥」
”Stand on the shoulders of giants”
私たちは、巨人の肩の上に乗っている。
巨人は先人の知恵の集合体。
何かに迷った時、足元を明確にするには先人の知恵を探れ。

積読の中に、意外と土台に繋がる”運命の書籍”あるかもしれません!
積ん読は宝箱や~🦒💨
(積むことへの罪悪感解放中)

➁今の自分、ちゃんと見れてる?

さて、巨人の肩に乗る私🦒
自己を理解して、土台を作って行くというのも大切って、キャリア教育の所にも書いてあったわ。
”汝自身を知れ”ってアリストテレスも言ってたし。大事な事っぽいけれど.…。

自分を知るって、ちょっと怖いような。
でも、面白いような。
向き合うって何なんだ!?
ってなった時に、先ほどの「キャリア」関連に想いを巡らし、少し脳内を整理しました。

そこで、再度”俯瞰的に自分を捉えてみよう”という事で、
自分の見たくない”痛々しい、嫌な部分に目を向けて見ちゃうこと”にしたのです。

”痛すぎ”て泣きそう(というか泣いた)、恥ずかしすぎて”顔から火がでそう”
個人的な物なので、お外に出せる部分だけ出しますが、出せない事も沢山あります。
でも、”痛みを伴う脱皮”で手に入れたものは、かすかでも記録に残しておきたいなと思ったので、もしこんなことでも”脱皮”なんだな。
という気付きに繋がりそうな方は、お付き合いくださいませ🦒

③気が付いちゃった、さぁ『脱★悪い属人化』

最近🦒が”痛みを伴う脱皮”を仕事上で行ったのは『脱★悪い属人化』です。
そう。私は、『属人化』することで、自分の存在価値を確かめていたのです。
これは前回のnoteで書いた内容を振り返りながら、気が付いたのですが…。
「私、今やっていることを標準化して、属人化から脱しないと次のステップには行けないな。多分。」
人間は承認欲求の塊で、私も”自分にしかできない『業務』”という価値を持っていたかった事に気が付いてしまった。
でも、それって私の求める事と何か違う。
”違和感””I★WA★KA★N”
そこで、また本からヒントを。

そうか…。
”良い属人化”と”悪い属人”ががあるのか🦒…。

”良い属人化”
「あたりまえ部分」の仕事はその人でなくても回すことができている状態。
付加価値部分はあったらうれしいが、なくてもなんとか仕事は回る状態。
”悪い属人化”
「あたりまえ部分」の仕事が特定の人しかできなくなっている状態。

職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方 P.125より引用

「あたりまえ部分」の属人化ではなく、「なくったって仕事は回るけど🦒さんだから。こういう仕事のやり方をしてくれるんだな。🦒さんに、仕事を任せたいな」って思って貰えるような。ちょっとした付加価値が付けられる自分か…。
今の私から一歩成長する為には、そのためには『悪い属人化』から脱皮だ!
そう思った🦒はマニュアル化の加速と、自分でなくても出来ちゃう業務をどんどん手放して行ったのでした…。

そして手放したら、ちょっと背伸びした課題が舞い込んだのです。
手放して良かったと思うのと同時に、更なる山脈へ一歩踏み出す緊張感…。
そこに”私が仕事をする事”の意義を注ぎ込めたらヨシッ。
なのかも!

「悪い属人化」を開放して舞い込んだ挑戦がもしかしたら”思考の深さや言葉の深さ厚み”に繋がるかもと今は思いながら、突き進む日々は、辛いけど何だかワクワクな毎日です。

3.まだ、形は見えないけど多分大丈夫

キャリアについて考える(皆さんはどうでしたか?)

さて、なんだかんだまた長々と文章を書いてしまいました。
え?まさか、ここまで読んじゃった方.…多大なるお時間頂きました。
きっと、キャリア迷子仲間なんだと思います。(違ったらごめんなさい🦒)

文章中にもあったように、🌴キャリアの木🌴は死ぬまで成長を続けることが出来ると私は思います。
(いや、もしかしたら自分がこの世から居なくなっても言語化した物は誰かの心や知識の中で生き抜いていく事もあるかもしれません)

このnoteも、私の知らない誰かに今/未来読んで頂くことで、広がって行くかも知れません。
私も、読んで下さった方も、まだまだ続く人生の中で、痛みや恥じらいを伴う脱皮が続くと思います。
でも、自分だけじゃない。
人は皆、生きて行く中で様々な形のキャリアを形成していくのだと思います。

今回、実は狙って若干抽象的にnoteを書いてみました。
根っこになるものや幹になるもの、各々想像してみて頂けると幸いです。
産業看護職でも、そうでなくても。
自分自身は他の誰とも違うので。
自分の人生の選択について、責任を持つためにも”自分はどう考えるか?”にTRYしてみると良いのではないかと思ったのです…。

答えを急がずに、じっくり向き合う時間を設けるのも、遠回りに感じるかもしれないけれど、考えた分大切な大切な自分だけのオリジナルになるかも。

私も自分なりに具体化した物もありますが、それは多分今の自分の課題なので、(どっかで書くかもしれませんが、今日はキャリアについて"考える"という題名&目的のnote )今日はこんな感じで締めていきます。

まとめ

1つ学ぶと、また1つ(以上)の問いが現れる。
そして、その問いって明確な答えがある訳じゃなかったりする。
自分で考えて、沢山の巨人に聞いて、自分の言葉に変えて(言語化して)腹落ちさせていく。
巨人によって異なる解が出て来たら、それはそれで面白い。

今日もこれまた鬼のような長いnoteで様々な気付きや成長にも繋がった気がします。
いつも、ありがとうございます🦒

隣の芝は青く見えるし、
子育てや介護、自身の置かれた環境で学びを深めることへのハードルが高くて、悩む事も沢山あると思います。
(常に時間に追われて、もみくちゃになっている🦒もその1人)

学びは各々。
出来ることから始めたら良い。
学校でなくたって、出来ることもある。
勿論、学校で学びたいことや掴みたいことがあれば、学びに良くもヨシッ。

出来る事から、やるも、やらぬも選択次第。
主体的に選択しなさいって、7つの習慣(第一の習慣)でもスティーブン・R・コヴィーが言ってたよ。

自分の心の声や、スタートは見えてきましたか?

まだまだ書きたいことは溢れているけれど、今日はここでおしまい。
(勝手に自分のペースで終わりにする)

迷子になった時。
立ち戻れる1つにこのnoteがあれば良いなと。
そんな思いで今日も形の見えない自分の未来に向かって🦒…

多分、大丈夫。
迷子は真剣に考えるから迷子。
心の赴くままに、やってみたらヨシッ🦒
noteを読んでそんな気持ちが沸いてきた方がいらっしゃいましたら幸いです。

🦒心の声

次回は、久々に”性”に関する
お話をしたいと思います🦒…♪

ーおまけーその➁ また、芽生える謎と課題。

いやー。
書き始めてから2か月。
正直全くまとまらなくて、途中で詰んでました。
(最終版もまとまってないですが…)
最初は、COEDOHでのセッション後に、”カッツモデル”について考える件をやろうと思っていたんです。
通称”緑本”←勝手に🦒が名付けただけ。

そこから、キャリアの沼というか、迷子の自分に何が出来る?
って考えちゃったり。
ちょっと次の山脈が見えてきて、そっちに集中しちゃったり。
土台がグッと広がる体験(壁打ちとか内省とか)が重なり。
こんな仕上がりになっちゃいました。

さて、カッツモデル。(下記の図)
この図の
・概念化能力
・対人関係能力
・業務遂行能力

カッツモデルに関して、一番グッと来た絵

途中で出て来た”木”と”逆”なんですよね。
根っこの部分が組織マネジメントの中では一番上位にあるのです。
そして、テクニカルスキルが一番最初。
(単純に逆って訳でもないというか、そこ考えちゃうって思う部分もあり…)
マネジメントをしていく上では、逆になるのかな🤔?
確かに、組織の中で根幹へ向かって行くのは、とても難しいのだと思うのです。
本質に迫っていくのは、上辺の”業務をこなす”⇒”組織の人との繋がり”⇒土壌やお互いの理解・信頼を深め、観察した上で、本質へとアプローチしていく。
そのプロセスは外せないと経験的に自分でも感じる部分があります。

うーーん…。
組織は集団だから?人との関りがあるから?
うーーーーん…。
自分を形作る物と組織という生きる(絶えず変化を続ける)集団の違い?

なんで、逆に見えるのかな。。。
不思議だな…
ここでは答えは出ないので、ちょっと仮説を放り投げて、また勉強してみようと思います。
(自分なりに腹落ちさせるまで待ってたら、地球が365周しても終わらない気がするので…。今回は一旦終わり🦒!)

ヒントをお持ちの方はコッソリ。
答えについて一歩近づく(でもまるっと答えでない)ヒントを頂けますと、🦒の”木”はもう一回り大きくなりそうです。
皆さんは、組織と個人の違い、どのように感じますか?
単純に比較するもんじゃないってなるとそこまでですが(汗)
”逆”と感じる時に真ん中に線がある、前提として自分が感じている条件や軸を再度見直してみると、答えが少しクリアになるかも…。(独り言)


4.このnoteで紹介した本やリンク再まとめ

思った以上にnoteが長くなっちゃったので、再度リンク貼りますー。
もはや、ここだけ参考にして、自分で考えてみちゃうのもヨシッ🦒!(笑)
①厚生労働省発表 平成14年7月31日
「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書要旨 1. キャリア形成の意義
中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」
(平成23年1月31日)
:文部科学省
生徒指導とキャリア教育(兵庫教育大学公式HPより引用)
『キャリア教育とは何か』:文部科学省
あなたのスキルは持ち出せる?ポータブルスキルを知ろう
(未来志向読書会in東京HPより引用)
⑥”ポータブルスキル見える化ツール”(職業能力診断ツール):厚生労働省
自分で考える力を鍛える 正解のない教室 矢萩 邦彦 (著)
働く大人のための「学び」の教科書  中原淳 (著)
”キャリアアンカー診断”
他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング) 宇田川元一 (著)
組織も人も変わることができる! なぜ部下とうまくいかないのか 「自他変革」の発達心理学 加藤 洋平 (著)
職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方  沢渡 あまね (著)
キャリアアップに活かせる30のスキル: 産業看護職のための (産業保健と看護2022年春季増刊号) 柴田 喜幸 (著, 編集)


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