空と海の境界を見失った日
夫婦でのAUSロードトリップ7日目
Airlie beachを後にして、ブリスベンを目指しひたすらに南下。
観光地でありながらも朝のAirlie beachは落ち着いた表情を見せる。
昨夜はニューヨークから来た夫婦と、ニュージーランド出身の家主と共に、フリートーク。
戦争の話になったが、アメリカでは日本とドイツが悪いというふうに教えられていたらしい。
日本では「誰が悪いとかはどうでも良くて、争いを繰り返さないことが一番大事」と教えられていると話した。実際のところどうなんだろう、、、
しかし、今回の旅で改めてオーストラリアとニュージーランドの訛りに弱いことに気付かされた。
聞き取れず会話のテンポを乱してしまうと「マジゴメン」という感情に圧迫される。
暑さと相まって留まることなく汗が吹き出した
英語学習の時は色々な国の英語を聞くことが大切だと気付かされた。日々精進せねば。
夜が明けて、一夜をともにした二組に別れを告げ、南へ。
南下するに連れ、湿度もどんどん下がっていく。
延々と直進の道路が続き、横を見ればサバンナのような景色が広がっている。
風景だけを切り取ると、セネガルと大きく変わらない。
しばらく退屈な道をすすんでいくと、急に海が現れる。
もしかしたら青すぎて空との境界を見失っていただけなのかもしれない。
やはり海はいい。
波音が体に染み渡り、気分をリフレッシュしてくれる。
気分転換できたところで、更に車を走らせる。
この旅初めてのコアラの標識。
血眼になって探したが、結局目に入るのはカンガルーの死体だけ。
ちなみにオーストラリアの国のシンボルとも言えるこのカンガルー。
国内での生息数はなんと5000万頭。
オーストラリアの人口の2倍に相当する。
しかし、生きた個体を全く見ていないこの現状から行くと、もしかしてオーストラリア人がカンガルーなのでは?という危険な思想が生まれてくる。
この世に平成ポンポコは実在するのか。。。
答えは闇の中。
さらにクルマを走らせて、道端の休憩所へ立ち寄る。
オーストラリアでは各州で、無料のドリンクやスナックを提供する休憩所を郊外に設けている。
長距離ドライブが大前提の道のりではまさにオアシス的な存在。助かる。
こういったギブの精神は積極的に見習っていきたい。
休憩後さらに一時間弱走らせて、今夜の宿泊地であるRaglanの街外れのバーの駐車場へ。
店で一杯飲んでくれれば、泊まるのもタダだし、トイレを自由に使用していいというシステム。
北海道のライダースハウスみたい。
夜になると大量の地元民が集まり陽気な夜を過ごす。
日本で言うところの峠の蕎麦屋みたいなところに車で集まって飲みに来ているのに驚いた。
みんなどうやって帰るんだろう。。。
騒がしいバーを傍らに満点の星空のもと今から就寝を試みる。
長距離ドライブだったので、今夜はぐっすり眠れそう。
日本を離れて丁度一週間が経ちましたが、本当に色々なことを体験できています。
会社員時代は起きる→仕事→帰る→寝るの繰り返しで、変化の少ない日々でした。
(もちろん大きな目標に向けて毎日の仕事は少しずつ変化していますが)
反対にこの一週間は、自分が決断して行動することで、刺激ある人生になっていくということを身を持って体験できた日々でした。
ここから更に、自分の行動で社会に貢献していくためのきっかけを作って行けるように残り1ヶ月を過ごしていきたいと思います。
今日も良き一日でした。ありがとうございます。
皆さんのサポートは無駄にはなりません。