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珊瑚礁と熱海の居酒屋の親父

本日はAirlie beachからグレートバリアリーフでのシュノーケリングツアーへ。


前日に買い物ついでにツアーを予約。

直前割引で一人あたり50ドル得をしたが、それでもケアンズのツアーと比較すると100ドル近く高い。


聞いてみると、ツアーを運営している会社が1社しかないため、値段が高いらしい。御意。



朝支度を済ませて、車で船の出る港へ。


有料駐車場なので、前払いの駐車券を機械で発行。

12時間で10ドル。


前に並んでいた中東系のおっちゃんが、機械が上手く作動しなくて手こずっていいて、順番を譲ってもらった。


時間ギリギリだったため、まずいと思ったが、問題なく支払いできた。

おっちゃんがその後、助けを求めて来たが、船の時間があるため、無下にさせていただいた。ソーリー

受付を済ませ乗船のチケットをいただく。
「KENGI(ケンギ)」の表記に思わず頬がほころぶ。


港から出発して、グレートバリアリーフまではおよそ3時間。

途中白い砂浜が延々と続くwhite heaven beachや観光地としても有名なハミルトン島を経由。

海岸線がひたすらに白い。



大きな波もなく、船内は至って快適。

ツアーにモーニングティーのサービスが含まれているので、フルーツ小腹も満たせる。


また、スタッフがシュノーケリングの際のジェスチャーなどを教えてくれた。

溺れそうなときは、助けが来るまでとにかく叫んでもがけ。それだけだ」だそう。



そうこうするうちに、グレートバリアリーフに到着。

こんなきれいな海は高校の地理の教科書以来。



シュノーケリングの装備も一式レンタル出来るので、着用後そのまま海へダイブ。


写真は撮ってないがサンゴ礁の海を目の前で感じることが出来た。


また、船の下にガラス張りの部屋がありそこからも、海の様子が見れる。


ゲームフィッシュとしても有名なGTもとい浪人アジ。

どこから魚が来るか分からないので、正直シュノーケリングよりもこっちの方が楽しい。


昼食は船のデッキで優雅にいただく。

富豪の気持ち。





昼食はビッフェスタイルだが、中国人観光客が多いためか、アジア寄りのテイスト。

横の米はよく見るタイ米よりも更に長い。

だいたいシラスぐらいの長さで、味は最後まで米と認識できなかった。



その後はsemi-submarine という船の底が全てシースルーの船に乗船。

天然の水族館を楽しむことができた。

ガイドが色々と説明をしてくれたが、その中でも環境破壊の影響による、サンゴの死滅を熱く語ってくれた。


熱海の飲み屋の親父が
「自然を壊しているのは人間だけ」
と言っていた記憶が呼び起こされなんとも言えない気持ちになった。


一通りツアーを終えたあとは、本日の宿泊先へ。

ニューヨークから来た夫婦とニュージーランド出身の家主、そして愛犬と同席。

ニューヨーカーからKennyGという、あだ名を頂いた。
どうやらアメリカの有名なシンガーらしい。練習しとこ。

そんなことよりも愛犬の眼差しが刺さる夕食となった。

チャーハンを巡って、激しい攻防を繰り広げたのは言うまでもないだろう。



総じていうと本日も大変充実した一日となりましました。


冷静に考えると、住所不定無職の夫婦とニュースでよく見る肩書きになってしまっていますが、意外と不安はないです。


長期滞在なので、まとまった出費もなく金銭的な焦りもほとんど無いです。


とはいうものの、今までの貯蓄を徐々に食いつぶして行っているのは間違いない現状。


旅と並行して、少しずつ何か始めて行ければと思います。


リモートでできる範囲で何か始められないかな。

皆さんのサポートは無駄にはなりません。