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子供が主役の映画を見てシンプルで暖かい気持ちを思い出す

子供が主役だけれど子供向けではなく大人が楽しめる映画も好きなジャンルの一つ。
見終わったあとにとてもストレートでシンプルで上向きな気持ちになれる。

純粋で素直な気持ちを感じることができて、ピュアな気持ちを持ち続けたいな、そしてそれぞれ頑張る主人公から少し勇気ももらえるような気がする。
小さな身体で、未経験なことが多いながらも自分の頭で考え、想像して他人を思いやって・・・
子供心に戻って邪心を取り除いて自分浄化!

中でもお気に入りの映画を5つ。

スターシスターズ 流れ星に乗って 1999年 スウェーデン

北欧のビジュアルも綺麗!


同じ夜に産まれて、偶然同じ名前を付けられた3人の女の子「ヨハンナ」のストーリー。
まずはそれぞれが主役のストーリーがオムニバス形式で進み、
最後3人「バラ祭」で出会うまでのお話し。

それぞれバラ祭への思いも携わり方も違うヨハンナ。
歌手のママに合唱を歌うことを望まれているが本当はパパがバラ祭で上げ る気球に乗りたい一人目のヨハンナ。

シングルファーザーに育てられ、誕生日をおじさんとおばさんと過ごした2人目のヨハンナ。その直後におじさんはバラ祭のバラを育てている温室の中で急死してしまった。おばさんはとても落ち込んでしまい、なんとか 
元気づけようと頑張るヨハンナ。

3人目のヨハンナは歌が上手でバラ祭の合唱に参加したいがママは聞いて
くれない。バラ祭の当日は宣伝で犬のマンノを連れてヨハンナは歩き回ることがヨハンナの仕事だった。 

3人目のヨハンナはなんとか合唱に参加させてもらえないかマンノとの宣伝の途中で聞きに行った隙にマンノが逃げ出してしまった!
それを見ていた他の2人のヨハンナが一緒にマンノを探すことになる。
最後マンノが見つかり3人共バラ祭に戻り合唱に参加することができる。
この合唱の歌がとても素敵で子どもたちの声が美しい!
そして寒い冬景色の中でのバラ祭の情景。

バラ祭のあと、3人は自分たちが同じ日に産まれ、同じ名前だということ
がわかり、生涯友情がつづいた・・・というお話し。

この映画、昔TSUTAYAのレンタル落ちのVHSを買って今も持っているので
すが、動画配信もDVD化もされていません・・・

映像もキレイだし合唱もいいし、なんとか配信して欲しい!!!!!
紹介しといて見るすべがない・・・というのもなんだが、本当に好きな映画なので、映像関係者の方〜 いらっしゃいましたらぜひご検討お願いします!


ロッタちゃん  1993年 スウェーデン

とにかくキュート!

「ロッタちゃん はじめてのおつかい」と「ロッタちゃんと赤い自転車」
の2部作。
優しいお兄ちゃんとお姉ちゃんがいる末っ子のロッタっちゃん。
わがままで主張が激しく生意気で、ママの言う事も聞かないけど、ちゃんとみんなのことを見ていて、わたしなら何でもできる!と家族の問題を解決してしまう。

生意気だけどとってもチャーミングで、家族のことが大好き、家族もご近所さんもロッタちゃんが大好きで愛の溢れるストーリー。

またあまり晴れ間が少ない北欧ならではの、カラフルでチャーミングなお部屋やお洋服がとても可愛い。
季節でカフェカーテン等を変えているママにとても丁寧な素敵な暮らしと憧れてしまう。

わたしはロッタちゃんが持っているバムセというブタのぬいぐるみの特典付きのDVDを昔買って今もDVDは持っている。
バムセは断捨離でさよならしてしまっていたのだけど、最近リバイバル上映していた際にバムセ欲しさに映画館に見に行ったのだ。


サッカー小僧 Fimpen   1974年 スウェーデン

6歳の少年が代表選手になっちゃう!

これは6歳のサッカーが上手い少年がスカウトされてスウェーデン代表選手に!
そしてロシアを破ってワールドカップへ、、、

と、非現実的な設定なんだけど、ちょっとクスッと笑ってしまい、大きな大人の中に混ざる小さなヨーハンに頑張れ!!とおもわず力が入って応援してしまうのだ。

まず、ヨーハンくんはかなり無表情。
真剣、、、とも言えるのかもしれないが、このありえない状況の中、大人に混じって真顔で頑張ってます。
そして、小学生ならではの悩みも。
勉強する時間もなくなったり、サインをせがまれても自分の名前が満足に書けない、、、

何度も書いてしまうけど、あり得ない状況なんだけど、わりとナチュラルに受け入れられてしまう。

ロッタちゃんの制作チームが作った映画。

大人の横に真面目な顔して立ってる少年のビジュアルが最高!!


点子ちゃんとアントン   1999年 ドイツ

友達思いの優しい点子ちゃん

点子ちゃんとアントンは大の仲良し。
点子ちゃんは裕福な家庭の子でアントンはお母さん病気のためアイスクリーム屋さんで働いている。
点子ちゃんはなんとか助けたくて、両親に相談するが取り合ってもらえない。
それでもなんとかしなくっちゃ!と路上パフォーマンスをしてお金を稼いで、アントンとアントンのお母さんにごちそうしてあげる。
最後は点子ちゃんの気持ちに気づき反省して、点子ちゃん家族がアントンとお母さんを招待して海辺の別荘で過ごし、その光景を点子ちゃんはとても幸せでちょっと大人びた眼差しで見ているシーンで終わる。

結局大人が気づいて動くのだけど、点子ちゃんのお友達を思う気持ちがとても素敵で、思い切ってパフォーマンスをする度胸も格好良い!


リトルミスサンシャイン   2006年 アメリカ

イケてる家族!にキュートなロードムービー

田舎に住んでいるフーヴァーファミリー。
ぽっちゃりメガネだがとても素直でキュートなオリーブは家族のアイドル。
ある日テレビで見た美少女コンテストに出たい!ということになり、娘のために家族でバタバタと長いドライブをスタートさせる。

色んなハプニングがありつつ、会場にたどり着くのだが・・・
娘のオリーブは、いわゆるミスコンに出ている子たちとは容姿も衣装も違う。
そんなオリーブを審査員たち、会場は微妙なムードになってしまうのだが、
そこに家族がステージに乗り込んで、娘の援護をする。

「負け犬の意味を知ってるか?負けるのが怖くて挑戦しない奴らのことだ!」

オリーブの周りに負けない度胸や、家族愛で心が温まる。



以上、5つオススメを挙げてみた。
あと、追加してオススメしたい「コーラス」「リトルダンサー」もいい!
コーラスは声変わり前のキレイな声での合唱に涙がでちゃうほど感動する。

あと、番外編として・・・
「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
これは、悪い大人がいっぱい出てくるのだが、子供が知恵を絞って切り抜ける!ジムキャリーもでていて、逃げてー!!!がんばれー!!!と叫びながら子どもたちを応援しちゃう映画。


映画って見る状態で感じ方や見え方が変わるものもあるけど
子供主役の映画は自分も子供の頃の気持ちを思い出したり、懐かしい気持ちやピュアな心を思い出せて、見終わったあとに子どもの頃のようにシンプルに戻れる気がしてとても好き。
ちょっとワクワクしたり、好奇心も刺激される!

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