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ちゃんと伝える。

今、仕事のやりとりしている人の中に、とても仕事が早い人がいる。
こちらが要望したことに対してすぐに対処してくれる。
それは素晴らしいのだけど玉に瑕があって、
対処の仕方がとても合理的すぎるということだ。

合理的すぎる場合、
ときにそれに関わる人の気持ちが横におかれていることがある。
事業は人が動かすものなので、
それに関わる人への配慮が必要なのは当たり前のこと。
でも、合理的に進めようとすると
その当たり前を端折って最短距離で進めようとしてしまい
関係する人たちの主体性や意欲をそいでしまうこともあるのだ。

そのように進めようとする人も
もちろん悪気があってそうしているのではない。
良かれと思ってやっている。
だからこそ、ちゃんと「こうしたほうが良いと思う」ということを
その人に伝えることが一緒に仕事をしている者の礼儀だと思う。

とはいえ、友達でもない人に「こうしたほうが良いと思う」
ということを伝えるのは、けっこう気を遣うし、
最短距離ではない方法を提示する必要もあるので時間を費やす。
そして疲れる。

しかし、問題点に気づいてしまったので、見なかったことにはできないし、
「まぁ、いっか」と流してしまってあとで後悔したくない。

というわけで、事がうまく運ぶようにと願いながら
今日は、人の作った文章と資料に手を入れて
「こうしてはいかがでしょう」とお伝えした。
疲れたけれど、こんな作業も校正や編集の練習になるありがたい機会なのかもしれない。
そうやってお互いに伝えあって、仕事をより良いものしていきたいなぁ。

みなさん、今日もお疲れさまでした。


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