2020年2月の記事一覧
おおきなことより、ちいさなこと。
きょうもまた、会社でこの話になった。
遅筆と速筆についてである。もはや胸を張っていえるくらいにぼくは、筆が遅い。効率がわるく、生産性が低い。そんなぼくと5年間も一緒に働いているバトンズ田中さんは、段々と「速筆」ではなくなってきた。むかしに比べ、あきらかに速筆ではなくなってきた。仕事中よく「うーん、うーん」みたいな声を出しているし、ため息も漏らす。いいぞいいぞ、とぼくは思う。
かつて超速筆のライ
パクリや嘘から距離を置くべき、その理由。
文章というもののおもしろさについて書いてみたい。
きっかけは、最近いろんなところで目にするようになったパクリ問題まわりのカンカンガクガク、もしくはケンケンゴウゴウだ。なにかの作品を世に出すと、しばしばそれはパクリの対象となる。「ほんとうにオリジナルなものなど存在しない」といった達観的意見とは別のところで、そしてこちら側の自意識過剰とは別のところで、あからさまに剽窃されることは、しばしばある。ぼく