女子トレセン合格




1週間後のトレセン選考会に、妹は臨んだ。
この日は、前回と打って変わって、すごく点に絡んでいたと思います。正直、他の選手が止まって見えてしまいました。
しかしながら、トレセンの選考基準はあるのでしょうが、私たちがそれを知ることはありません。選考されるかどうかは、全く分からないのです。
しかし、妹は無事に選考されることとなりました。同時に、チームの1つ上の6年生1名も選考されました。これは、妹に取って大きかったと思います。頼れる先輩と一緒に通えるということは。
全体では、5年生12名と6年生14名が選ばれていました。
妹は、サッカーを始めて1ヶ月で女子のトレセンに行くことになりました。つまり、妹が所属したチームで練習したから上手くなったということではないです。
しかし、後にチームの担当コーチとトレセンについて話しをする機会がありました。トレセンの選考会は一般的に1回か2回だと思います。そのコーチは、その1回か2回の選考会で本当の選考はできないというのです。事前のスカウティングが大事だとおっしゃっていました。僕も、当たり前のことですが、なるほどなと納得した記憶があります。
おそらく、その担当コーチはかなり妹のことを推してくれたのではないかと考えています。
そして、5月に入りトレセンの開校式がありました。僕は、仕事で行けなかったのですが、妹は参加しました。そして、1回か2回練習会があったと思います。
そして、さらにサプライズがありました。
その年の関西トレセン(ナショナルトレセン)は5月の終わりに選考会があったのですが、5名がその選考会に参加することになりました。なんと、5年生でただ1人その選考会に参加することになったのです。その時、そんな評価高かったんやと思いました。
つづく

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