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【魔女の宅急便】3年後ではない!表紙のキキはいつの姿?

こんにちは。今回はある画像についての記事になります。
早速ですが、こちらの画像をご存じですか?

アニメージュ1989/9月号

これはアニメ雑誌、「アニメージュ」の1989年9月号です。
表紙には派手な服を着たキキと、ジジが描かれています。原画は近藤勝也さんによって描かれました。今回は、この描きおろしイラストについてと、ついでにキキのホーキは全部で何本あるのか?について紹介します。


3年後は嘘!


この画像について調べると、”3年後”という風に出てきます。また、この派手な格好から、ネットでは不適切なことを言われている始末・・・

しかし・・・

このキキは3年後ではありません!!!

ではいつのキキなのか?答えは当冊子のp.13に書いてあります。

アニメージュ 1989/9月号

表紙のことば・・・生まれ故郷を飛び立つまえのキキです。こんな女の子っぽい服装も、やっぱり好きだったみたいですね

アニメージュ1989/9月号 p.13

はい。3年後はおろか、「魔女の宅急便」という作品が始まる前の姿ということがわかります。
つまり、まだ実家にいる頃のキキです。

ネットに書いていることは完全にデマということがわかります。いやー本当に・・・テキトーなことは書かないでいただきたい

この画像では見えないですが、背景には天秤のようなものが見えます。キキの母、コキリさんが使っているものなのでしょう。

付録について

この冊子には、「キキ トランプ」と「ウルスラの絵 ポスター」の付録がついています。中古でこの本を手に入れたときは、付属していませんでしたが・・・

キキ トランプ 三鷹の森美術館オンラインショップより

「キキ トランプ」のほうは復刻版が出ています。クリアファイルもついてきます。
だが、「ウルスラの絵」は復刻版もないし、そもそも見つからない・・・

しかし・・・!

ウルスラの絵 ポスター

あきらめるわけないでしょう。いやぁ・・・高かった。サイズは大体A4 6枚分。

このホーキはもともと誰のものなのか?

ところで、このホーキは曲がっており、ちょうど手で握る部分が変色しています。なんだこれ。

ホーキが若干曲がっているのと、変色している。

「このホーキも折れてテープで補強している?」とか、憶測が飛び交っていますが、”何か巻いている”というより、”表面がはがれている”ように見えます。そもそもこのホーキは誰のものなのか?

結局これも私の憶測になってしまいますが、これはコキリさんが修行の時に使っていたときに使ったホーキで、コキリの母(キキの祖母)のホーキなのでは?と考えます。

曲がっているのは、かつては枝をそのまま柄として使っていたからと考えられます。
キキは、実家にいたころはこのホーキで練習し、3代にわたって使われたこのホーキは”ちょうど握る部分”が削れて、樹皮が剝がれていった・・・
そう考えるほうが自然です。

キキのホーキは全部で5本ある

本編だけでなく、描きおろしイラストなどを考慮すると、キキには少なくとも5本のホーキがあるのではと考えられます。

時系列順に並べると・・・・

(1)祖母?のホーキ


(2)自分で作ったホーキ


(3)コキリのホーキ(作中で折れる)


(4)デッキブラシ


(5)描きおろしで登場するホーキ ジジの子がいるため、最後。

最後の”描きおろしに登場するホーキ”は、ほかのイラストでも登場しますが、結構謎です。一からまた作ったのか、それとも折れたホーキ(3)を直したのか?

あともう一本。時系列不明のホーキもあります。例の”公式LINE”です。最近よくこすってる。


ジブリ公式LINEスタンプ

このホーキは謎です。(3)か(5)。

#魔女の宅急便#魔女宅#スタジオジブリ#ジブリ#宮崎駿#アニメ#考察

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