kiki

好きなものについて好きに書いてみています。

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最近の記事

手帳には明るいイメージを託す。楽しい思い出は甘くハッピーに、毎日の生活は心穏やかに。

2024年の手帳について考えてはじめている。 今、毎日つけているのは、 ・朝活手帳(ロルバーンL、1日1ページ、その日の体調記録、どんな気持ちで過ごすか、todo) ・バレットジャーナル(ロルバーンL、1日1/3~1/2ページ、タスク管理と良かったこと日記) ・頭の中吐き出し帳(無印ノート、好き放題、その時の頭の中にあることを書く) の3つ。 それに、何かイベントがあったときに写真をシールに印刷して貼ったり、アルバム感覚で書いている推し活手帳(ロルバーンダイアリー

    • 「眼鏡をかけていない男性が男性に見えない」という域に達してしまった

      「なんでコンタクトにしないの?」 と会うたびに尋ねてくる女性がいる。 「美人なのにもったいない!」 「便利だよ、コンタクトは。お風呂でもつけられるし」 と重ねて言ってくれるのだけど、 「目の中に異物を入れるのが怖くて…」 「勇気を出して、何度かコンタクトにしてみようと思ったことはあるんだけど、手続きが煩雑で…」 とのらりくらりかわしている。 が、とてもとても正直に打ち明ければ、 「眼鏡フェチだからです」 ということになる。 いつから眼鏡フェチになったのか

      • ラミーのハートローズと寒暁で素直な言葉をしたためたのち、甘さ控えめに添削をした

        雑誌「趣味の文具箱」で見かけてどうしても欲しくなったインクを探しに出かけた。 目当ては「ゆらめくインク」。紙の種類や時間の経過で色味が変わるというインクで、紙面に載っていたインクと紙の組み合わせ実験があまりにも面白くて美しくて、居ても立ってもいられなくなってしまった。 初めての万年筆インクにパープルとブラウンを選んだくらいだから、紫や茶系に心惹かれがちなのは自分でも分かっている。 小豆色の「狐日和」か、灰色がかった紫の「寒暁」か、はたまた薄紫から翡翠色の「夕」か。そう考

        • 私の背骨は山田詠美でできている

          最初に手に取った山田詠美さんの本がどれだったか、正直覚えていない。 ただ、出会ったのが高校の図書室で、図書カードが次々とエイミーの本で埋まっていったのは確かだ。 毎日のようにやってきては「ぼくは勉強ができない」や「色彩の息子」や「放課後の音符」を差し出す私に、 「いい趣味してる」 と司書の先生がにやりと笑ったことを覚えている。 そういえば、修学旅行に「ひざまずいて足をお舐め」を持っていったら「とんでもねえ本読んでる」と同室の同級生たちが騒然としていたこともあった。ち

        手帳には明るいイメージを託す。楽しい思い出は甘くハッピーに、毎日の生活は心穏やかに。

        • 「眼鏡をかけていない男性が男性に見えない」という域に達してしまった

        • ラミーのハートローズと寒暁で素直な言葉をしたためたのち、甘さ控えめに添削をした

        • 私の背骨は山田詠美でできている

          このノートにはこの万年筆を使おうと決めたのに、何を書くかが決まらない

          目の前に、MDノートの新書版・方眼罫がある。 カスタードクリームみたいな色をした表紙はうっすらとした型押しがしてあるだけで、シンプルで瀟洒で、ひっそりと息づくようなたたずまい。開くと、クリーム色の紙に薄い青のような緑のような方眼が並んでいる。 隣に転がしてあるのはジンハオの万年筆だ。モザイクのようにほんのり透けるピンクの樹脂製で、ゴールドの金具がつややかに光っている。インクはフォンテの赤茶<あかるいほうへ>が入っている。 このノートにはこの万年筆を使おう。 そこまでは

          このノートにはこの万年筆を使おうと決めたのに、何を書くかが決まらない

          「もし自分のテーマソングを決めるなら、何にする?」

          雨の日はノラ・ジョーンズを聴く。 最近のゲリラ豪雨ではそれどころじゃないけど、ぱらぱらと草木を叩く音がするような雨の日は、窓を開けてアルバム「Come Away With Me」をかける。習慣みたいになっていて、雨が降るとノラ・ジョーンズを聴ける、と思うくらいだ。 音楽には全く明るくない。 幼稚園から小学校6年生までピアノを習っていたけれど、とうとう最後まで楽譜が読めないままだった。 小学生までほとんどテレビを見なかったから、両親が車でかけているサザンオールスターズや

          「もし自分のテーマソングを決めるなら、何にする?」

          1,045円(税込)の万年筆が魔法の鍵になって、楽園の扉がまた開いた

          仕事の時はジェットストリーム、プライベートはフリクションを使っていたけど、手帳にはまるのと同時にペンも増え始めた。 元来スローペースなのに、文字を書くときはひどくせっかちで、今書いている文字と次に書く文字が混じって新たな文字を生み出してしまうほどなので(先日は「何」「時」と書こうとして「侍」が出現した。辻斬りか)、書き損じは当たり前。そんな私にとってフリクションは救世主のような存在だ。 でも、手帳をひらくと、自然と丁寧にゆっくり書きたくなってくる。文字を書くこと自体を楽し

          1,045円(税込)の万年筆が魔法の鍵になって、楽園の扉がまた開いた

          コントロール欲の外側で、些細な奇跡の準備は進んでいる

          寝ぼけた鼓膜に、蝉の声が波のように押し寄せる。 伸びをして、くしゃくしゃになったシーツの中に手足を泳がせた。体温が高いせいで、冬場は猫も人もぴったりくっついてくるから寝返りのひとつも打てない。その点、夏は身軽。ちょっと物足りないけど。 遮光カーテンの隙間から忍び込んでくる日差しを「日焼け止め塗るまで待って」と避けながら、ベッドから起き上がる。目覚ましより先に目が覚めるのはいつものことだ。 琺瑯引きの鍋に水をはって火にかけ、水を飲み、顔を洗い、スキンケアをする。たまに浮気

          コントロール欲の外側で、些細な奇跡の準備は進んでいる

          おじさんとカニの滝行は1分足らずで終わった

          週末になると参拝しに行く神社がある。 山の裾野にあるその神社のそばには川が流れていて、夏になると水遊びをする親子連れで大賑わいになる。 今日も駐車場はいっぱい、河原にテントがひしめき合う様子に戦々恐々としたけれど、境内の中は蝉時雨に満たされるばかりで人影はほとんどなかった。 安心したような、さみしいような気持ちで鳥居をくぐる。 手水舎で手を洗い、本殿の手前にある小さな滝に向かった。この滝で手持ちの水晶を洗うと、スッキリクリアになるし、身体も軽くなる。 エネルギー掃除

          おじさんとカニの滝行は1分足らずで終わった

          頭の中を整理するために始めた手帳だけど、気づけば手帳のことで頭がいっぱい

          仕事やプライベートでいろいろ考えすぎて頭の中がごちゃごちゃになったので、手帳をつけ始めた。 実際大したことは起こってないのだけど、ふだん能天気でいることに注力しているので、気になることややるべきことが増えると、そのことで頭がいっぱいになってしまう。 「あれやってこれやってそれ処理して!」「この件どうなるんだろ…一体どうしたら…」と考えすぎるのが、私にとっては本当に合わない。 「その時の自分がなんとかしてくれるっしょ☆」「まあそれはそれとして♡」とボケたり流したり出来なくな

          頭の中を整理するために始めた手帳だけど、気づけば手帳のことで頭がいっぱい

          兎と魚くらい違う生き物同士がどうしたら一緒にいられるだろう

          我が家の愛情表現は「足を踏むこと」だ。 寝転んでいると、飼い猫がわざわざひとの上を踏んで歩いていく。通りすがりに「あなたはわたしのものです」と表現しているのだ、という故事に由来する。故事じゃないけど。 そこらへんを歩いている家族に立ち止まるよう要求し、足の甲を踏む。興が乗っているときは両足で乗り、ふみふみする。 ちなみに私はほぼやられる側。踏もうとすると逃げられるのだ。愛情表現には運動神経も要求される。 好きな人とのコミュニケーションって「にゃーにゃー」「すりすり」「

          兎と魚くらい違う生き物同士がどうしたら一緒にいられるだろう

          「どれが私っぽい?」と尋ねてみると、「これ」と指差した

          小さい頃に好きだったものは、大人になってからも趣味の中核になるらしい。 私が好きだったのは、肌ざわりの良いもの。たとえば、とろとろ柔らかいぬいぐるみの毛並、砂利の下にあるさらさらの砂、お風呂に入りながら蛇口から水面ぎりぎりで手のひらに受ける水の感触。 それから、いい香りがするもの。道端に転がった梅の実、みかんの木の花、友達と一枚ずつ交換した香りつきティッシュ、小さな壜に入った匂い玉。 服より下着が、ジュエリーより香水が好きなのは、そういう小さい頃からの好きなものの積み重

          「どれが私っぽい?」と尋ねてみると、「これ」と指差した

          尋ねられるより尋ねることの方が多い

          自分のことを書いたり喋ったりするのって苦手かもしれない。 …と、「自己紹介を書いてみましょう」という一文を見てハッとした。 嫌いなわけじゃなくて、尋ねられれば話すけど、尋ねられなければ話さないから。そして尋ねられるより、尋ねることの方が多いから。 好きなものはたくさんある。 本。 アガサ・クリスティ。 サリンジャー。 田辺聖子さんのエッセイ。 恋。 紅茶。 ティーカップやティーセット。 カフェオレボウル。 料理。 香水やお香みたいな香りもの。 プロ

          尋ねられるより尋ねることの方が多い