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黒くさせてしまった恋愛について。

※ただただ自分の過去の恋愛を書きなぐるだけです。

中学1年か2年の冬。

好きな女の子が家に来ることになった。
なぜそういう運びになったのかは
わからない。

その子とは付き合って別れてを
繰り返す不思議な関係だった。

自分が一方的に好きになり過ぎて、
相手の気持ちを考えてないことが
毎回別れる原因。

好きになりすぎて、ってかなり主観すぎるけど。

冬の話に戻ろう。

彼女が来てくれた。
いつも見なれてる制服姿じゃなく、
私服姿。
その姿が見れただけでも、
ドキドキが止まらない。

何を話していたなんて覚えていない。
ただただ目の前にいる、
輝いている彼女のことしか頭にない。

悪い自分が出てきた。
もっと距離を縮めたい。
ハグしたい。

それからはもう…
ハグしか頭にない。

悶々としていた結果、
目の前の彼女にメールを送った。

抱きついていい?

あーきっしょいメール。

彼女困惑、
そんな状況でも、メールを返してくれた。

いいよ。

頭真っ白、胸の奥がじんじんと熱くなっている。

さあここからは
どのタイミングで彼女とハグするのか、
それしかない。

そうもこうもしているうちに、
もうお別れの時間。

じゃ、お母さん迎えに来てるから
帰るね、

う、うん。
(ドウスルドウスルドウスルこのまま終わるのか…)

そのまま、玄関へ。
靴を履いて、立ち上がって、
彼女がドアノブに手をかける前に…

バックハグ。

ごめん、しばらくこうさせて。

う、うん、ありがとうね、ありがとうね。
と、発するも、
彼女困惑。

あの時間ほど、
時がゆっくり進んでいるのはなかった。

というエピソードだが、
とある方に軽く概要だけ話したら、

彼女にとって、
あなたと付き合っていた過去は黒歴史じゃない?

と言われた。

あーなんだろう
切ない気持ち。

思わずすぐそのハグった彼女に連絡をとった。

黒歴史だった?

黒歴史な訳ないじゃん

なんでも人に訊ねるクセは治らないみたい。

そんなの分かっているんだけどね。
でも
もしかしたら
よく思われてないだろうか
黒歴史ぐらい隠したい過去じゃないか
無かったことにしたかったじゃないか
自分が思い出を美化しすぎてるんじゃないか

そのひと言で、
グサッとなにか心の奥が壊れて
壊れたのを取り繕うと変に考えてしまって、
最終的な止血を彼女に直接聞くという荒療治に出てしまった。

誰だって過去、未来もそうだけど否定されたくない。ましてや関係者引っ張りだされたら、もうお手上げ。

否定された時に、
面白い返しが出来んかったわ
と返信した自分にも自己嫌悪。
強く反論すべきだった。

はあ、終わり終わり。
過去に固執してる感じ終わり終わり。

今を生きよう。
今が1番。

今日食べてるものが1番美味しい。
今日何事もなく過ごせてるのが1番。
今日愛してる好きな人が1番。

今が1番なんだよ、
この先の未来なんかに否定なんて存在しないのだ。


画像は
久屋大通公園の木に刺さってたチュパチャップス。

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