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自分がやってきたスポーツを見るのが、一番苦しかった。

大学で体育会にほとんどの時間を割いてから、「もう自分が動くのはいい」とずっと口にしてきた。膝の怪我もあり、自分がスポーツをする側に立つことはない、と。

唯一タッチフットだけある程度満足してやりきったので、引退しても好きでいられた。その延長線上でアメフトを観るのが好きになっていたので、社会人のアメフトチームにも関わり始めた。


大学まで、ゴルフ、サッカー、ハンドボール、などと幅広い競技を経験してきたが、どれも納得のいく終わり方をしたことがなかった。

引退か、怪我か、環境がなくなるか、
いろんな理由でプツンと切れる競技生活を送ってきた。

気にはなるけど、やっていた競技はそこまで深入りして観ない。
結果とハイライトを追って、なんとなく把握はしている、
そんな程度で終わってきていた。


オリンピックを機に、ちゃんと観てみようと思った。
サッカー、ハンド、ゴルフ、ソフトボール
選手の情報も漁りながらTwitter片手に結構観た。


そうしたら、今までやってきたスポーツほどどこかで避けてきたなと思った。
別に自分がめちゃくちゃ上手かったわけでも、今初めても上手いわけでもないけど。観てどことなくウズウズする感覚を感じないようにしてきた。事実、観ていると私も体を動かしたくなってたまらなかった。

これまでは、そのウズウズ感と高揚感を部活に落とし込むことができていたが、今はそれも無くなった。

やっぱり、どこかで体を動かしていないと気が済まない生物みたい。

まずはある程度膝と向き合って直して、少しずつ走っていこう。


数ヶ月後か、1年後かわからないけど、また新たにスポーツをしている姿をお見せできたら。




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